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273話 ライルとの思い出 ガルド

「情けない奴らだぜ……。やっぱりここは、A級スキル【剣聖】を持つ、この俺がやらねぇとな……!!」


 シャオとロゼリアに間をすり抜ける影が1つ。

 それは、ライルの弟(今は妹)――ガルドだ。


「グルオォッ!!」


「へっ! 攻撃が荒いぜ!! これまでのダメージは小さくねぇようだな!!」


 彼女はライルの攻撃を回避した。

 そして、そのままライルへと肉薄していく。

 そんな彼女の頭によぎるのは、ライルとの思い出だ。


『殺さないでくれ!! 何でもするから!!!』

『いい心掛けだ。なら、さっそく最初の仕事といこうか……』

『なっ……!? 何をする気だ!? や、やめてっ! お願い……っ! ぐっ!?』

『うるさい口だな……。お前に拒否権があると思っているのか?』

『ぐっ……! あがっ!?』


 ――あの時、ガルドは凌辱されてしまった。

 未完成エリクサーの副作用で女体化しただけでも戸惑っているところに、無理やり犯されてしまったのだ。


「S級スキルがここまでヤバいとは思わなかったぜ……! お兄ちゃんのせいで、ブリケード王国も世界もメチャクチャだ! しっかりと正気に戻して、しばき倒してやんねぇとな!!」


 ガルドは叫ぶ。

 そして、A級スキル【剣聖】を用いてライルに攻撃を仕掛けていくのだった。

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