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266話 ライルとの思い出 スピカ

「サ、サテラさん!? ……くっ! 私も負けていられませんね!!」


 商会娘スピカも飛び出してくる。

 彼女の脳裏にもまた、かつてのライルとの日々がよぎっていた。


『ライル様が私のことを想ってくれているなんて……嬉しいです。すぐに嫁入りの準備を――』

『勘違いだ』

『え?』

『俺はお前を嫁に迎えるつもりはない』

『そんなっ!』

『だが、遊び相手としては悪くない。これからもよろしく頼むぞ』

『え……。は、はいっ!』


 そんなやり取りをしたことを思い出して――スピカは怒りの表情を浮かべた。


「よく考えれば……最低じゃないですか! 竜になってうやむやにしようとしたって、そうはいきませんよ!!」


「グオォ!?」


「まずはこの攻撃を止めてみせます! はああぁっ!!」

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