表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

247/307

247話 頭の中の声

「そうか。そんなに自分の命が惜しいか……」


「お、お兄ちゃん……! お、俺は反省してるんだ! 俺を見捨てないでくれよ!!」


「ダメだ。ルーシーがお前を嫌悪する以上、生かしておくつもりはない」


「そ、そんな……」


 ガルドの顔が絶望に染まる。

 俺はルーシーに向き直った。


「ルーシー。安心してくれ。今から、こいつを処刑するから」


「っ!?」


 ルーシーはビクッと震える。

 そして、おずおずと口を開いた。


「そ、そうじゃないんだ……」


 彼女は弱々しい声で言う。

 一縷の望みを感じたのか、ガルドが無様な踊りを再開した。

 だが、そんなことはどうでもいい。

 今はルーシーの体調の方が心配だ。


「何だ? 何がそうじゃないんだ?」


 俺は彼女に聞き返す。

 ルーシーは続けた。


「その人に強姦されて殺されたことも忘れられないけど……。今は、頭の中の声が……」


「頭の中の声?」


 俺は首を傾げる。

 そんな俺の様子を見て、ガルドが慌てて叫んだ。



----------------



【宣伝】


いつもお読みいただき、ありがとうございます!

現在、「小説家になろう」に旧作の一部改訂版を投稿中です。


「チート装備で最強! TS少女が猫耳で繰り広げる無双冒険 ~俺が女になった理由~」


タイトルで分かる方もいらっしゃるかもしれませんが、各種サイトに投稿していた「TS少女の猫耳ライフ」や「弱々TSっ娘、最強の猫耳装備で無双する」と内容は概ね同じです。

既読の方も、「小説家になろう」で改めて応援していただけると嬉しいです。


未読の方は、ぜひこの機会にご一読ください。

おそらくですが、あと2~3名様からポイントをいただければランキングの片隅に載れそうです。

よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ