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194話 紅血の水晶石

(みんなの協力がなければ、これほどスムーズに事は運ばなかっただろう)


 俺は感謝を込めて全員の顔を見回す。

 入手難易度の高い『白銀の大牙』を除けば、1つ1つの素材はそれほど入手困難なものではない。

 しかし、必要な種類や量はなかなかのものである。

 俺一人では、かなりの手間が掛かったことだろう。

 目的を達成する目処がついたら適当にオサラバするつもりだったが、そのあたりも見直してやるべきかもしれない。

 まぁ、その件はおいおい考えるとして……。


「次に手に入れるべきは……『紅血の水晶石』か」


「うむ、入手難易度は高いぞ」


「ああ。だが、今の俺たちなら問題なく手に入るだろう」


「そうじゃな。この町での活動を通じて、お前さんも【竜化】スキルに随分と慣れたようじゃからの」


 リリアが満足げにうなずく。

 エリクサーを生成するために必要な素材の内、特に入手難易度が高いものが2つある。

 1つは『白銀の大牙』であり、もう1つが『紅血の水晶石』だ。


「それって、どうやって手に入れるんだよ? アタシも手伝ってやるぜ!」


「私たちの微力ながらお手伝いさせていただきます」


 レスティとキーネがそう申し出る。

 まぁコイツらは俺の奴隷なので強制的に手伝ってもらうつもりだったわけだが、自発的に協力してくれるというのならありがたい。

 鞭打ちや強制バンジージャンプでの調教というのも、それなりの手間が掛かるからな。

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