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189話 vsシルバータイガー -1

 俺たちがストレアに戻ってきてから数週間が経過した。


「よし、みんな準備は良いな?」


「うむ。問題ない」


「アタシもバッチリだぜ。ご主人」


 俺の問いに、竜王リリアと奴隷レスティが答える。

 その他の面々も準備が整っているようである。

 山岳部の村娘サテラ。

 盗賊団アジト近くの村娘ミルカ。

 ギルド職員アイシャ。

 商会長の娘スピカ。

 元冒険者で今は奴隷のキーネ。

 その仲間の奴隷一行。

 そして、新しく仲間に加えてやったシャオ。


(我ながら、なかなかのメンバーを揃えることができたな……)


 今日はシルバータイガー狩りの当日だ。

 冒険者として経験豊富なシャオに作戦を立てさせ、準備を進めておいた。

 後は実行するだけである。

 今は、ストレアから少し離れた草原で待機中だ。


「奴が現れる前に確認しておくが、今回の目的は討伐ではない。あくまでも牙を無傷で入手することが第一目標だということを忘れるな」


 冒険者の間ではシルバータイガー狩りはかなり難易度が高いとされているらしい。

 このメンバーなら簡単に討伐できるだろうが、あくまで優先事項はシルバータイガーの素材を傷つけないまま入手することにある。


「分かっておる。……だが、あまり悠長にはしておられぬかもな」

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