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188話 猛り

「なら早くしてくれ。俺は気が短いんだ」


「し、しかしですね……。その……まずはアタイの首と体を繋げてもらえませんか……? このままでは何もできませんので……」


 おっと。

 そう言えばそうだった。

 彼女の頭部と体は、まだ切り離された状態のままだった。

 俺の生命維持魔法『仮初の命』によってかろうじて生きているだけだ。

 確かに、この状態では彼女は何もできない。

 ……いや、待てよ?


「何もできないと言ったか?」


「え? は、はい……。首だけでできることと言えば、こうして話すことぐらいで……」


「違うな。他にもできることがある。さぁ、その状態で俺の”猛り”を鎮めてみろ」


「なっ!? ま、まさか……」


 愕然とするシャオ。

 だが、俺は冷たく言い放つ。


「できないなら、死ね。俺がこの魔法を切れば、お前はすぐにでも死ぬんだぞ。さぁ、頑張ってみせろ」


「うぅ……! わ、分かりました……」


 シャオがようやく折れた。

 彼女の奉仕が始まる。

 どうやらほとんど経験がないようで、たどたどしいものだった。


 しかし、状況が状況だ。

 頭部だけになった女に奉仕させる……。

 こんな興奮するシチュエーションは初めてだ。

 俺は我慢できず、ほどなくして無事に欲望をぶちまけたのであった。

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