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174話 仲間

「ひっ! い、いえ……あの……」


「どうした? 俺はどっちでもいいぞ?」


 ま、本音を言えば、キーネには俺のペットでいてほしいがな。

 それなりに見目麗しい容姿をしているし、従順な性格をしている分扱いやすい。

 それに何より――面白い反応を見せてくれるのが最高だ。

 今まさに、その面白い反応を見せてくれているし。


「わ、わかりました……! オムツを履かせます……!」


 泣きそうになりながら返事をするキーネ。

 やはりそうなるだろうな。

 人の代わりに雌豚奴隷に堕ちるなど、誰だって嫌に決まっているのだから。


「メスタさん……。その……ごめんなさい……」


 そう呟きながら、涙声で謝罪の言葉を口にするキーネ。

 対して言われた方はと言えば、そんな態度を見せる彼女に怒り心頭であった。


「ふ、ふざけるなぁあっ!! なんであたいが糞をしなければならないんだよぉっ!? あたいとお前は仲間じゃなかったのかよ!!??」


 そう叫びながらキーネに詰め寄るメスタ。

 当然の心理ではある。

 かつて同格の仲間であった二人だが、今や立場は大きく異なっているからだ。

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