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164話 ミルカとの再会

「ミルカ、久しぶりだな」


「はいっ! お会いできて嬉しいです!」


 ミルカは微笑んでくれた。

 彼女の顔を見た時、俺は思わず笑みを浮かべていた。


「お前も元気そうで何よりだ」


「はい!」


 ミルカは満面の笑顔を見せた。

 本当に愛らしい奴だ。

 オモチャからペットへと昇格させた俺の判断は正しかった。

 俺はミルカの頭を撫でてやる。


「よしよし……」


「あう……」


「いい子だな……」


「はうぅ……」


 ミルカは気持ち良さげに目を細める。


「ねぇ、ライル様。この女は何者なのですか?」


 サテラが問いかける。

 ミルカはそちらを見て、不思議そうな目を向ける。


「そっちこそ、誰なんだよ? ライルさまの後ろを金魚の糞みたいについて来て……」


「なっ……!?」


 ミルカの言葉に、サテラが怒りを露にする。

 剣呑な雰囲気になりかけたところで――


「まあまあ……二人とも落ち着け。こんな場所で争っても仕方がないだろ。とりあえず話をしようぜ」


「は、はい……」


「……わかりました」


 俺が仲裁すると、二人は素直に応じてくれた。

 俺、ミルカ、サテラ、謎の赤子、村長。

 そしてリリア、アイシャ、キーネ、スピカ、レスティ。

 以上10名で、ミルカ宅のリビングにて近況報告を行っていくのだった。

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