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146話 全裸になってもらう

「これでしばらくは持つだろう。しばらくは容態を注視しておくことだ」


「……おう。お前は一体何が狙いなんだよ。こんな回復薬まで用意してくれるなんて……」


「難しいことは考えるな。お前はただ、俺の言う通りに行動すれば良い」


「……わかったよ」


 これでよし。

 便利そうな駒を手に入れたぞ。


「さて、それじゃあ……とりあえずお前には全裸になってもらう」


「へ……?」


 俺は少女――レスティの後ろに回り込み、彼女の服を脱がし始める。


「ちょ……何をするつもりだよ!!」


「だから、言っただろう。お前には俺たちのために働いてもらう」


 早速だが、こいつには竜の加護を与えてやるつもりだ。

 希少種族とはいえ、今のままでは駒としてすら大した使い道がないだろうからな。

 竜の加護を与えてやれば、身体能力や魔力量が大幅に増す。

 シルバータイガー戦に向けて、役に立つ場面も出てくるだろう。


「意味わかんねーこと言いやがって! ……やめろ! この変態野郎! ぶっ殺すぞ!!」


「ふん。やれるものならやってみるがいい――と言いたいところだが」


 俺は魔力を練り上げ、身体強化魔法を発動させる。

 そして、少女の頭を掴んで、そのまま床へと叩きつけた。

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