涙を流して泣いてこそ
心がすくんでしまうとき それはどんなときだろう
肩を落としてしまうとき それはどんなときだろう
それは悲しみに浸る暇もなく ため息に溺れて終わる今日
心がすくんでしまうとき 心ゆくまで泣きましょう
心のままに泣いてこそ 立ち上がる力が湧くでしょう
肩を落としてしまうとき そっと涙を零しましょう
零した涙に濡れてこそ 温かな気持ちが戻るでしょう
嘆きをこらえてしまうより ぐっとムリして笑うより
涙を流して泣いてこそ 悲しみに寄り添えられるでしょう
「泣」と「涙」という漢字を見ていたら、ふと気づいたことです。
たとえ語源は違えども、悲しいときにそう想ってみるのはいかがでしょう?