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マーメイドスパイラルジェットMSS  作者: 亜井下茶女
3/9

マリン部

あマーメイドスパイラルジェット


二日後、波は生徒会長室に呼び出された。


「転入生の黒潮波さんですね、」

「そうですが、何か用ですか?」

「何処の部にするか、決めました?」

「いえ まだですが、、」

「それなら、マリン部に入ってみませんか?」

「えーと、、それは、、」

「前の学校では、マリン部に所属していましたね、だったら、ここでも入ってくださいませんか?」

「それは、ちょっと、」


「入部は無理なら、コーチをして頂けないでしょうか?」

「えっ、コーチですか!」

「そうなの、マリン部は去年の冬に出来たばかりで、まだまだ形になってなくて、どうでしょう、黒潮さん」

「えーと、わたし文系の部に入ろうかと思って、、」汗

「それなら、茶道部に入ってみます?」

「こら、サチ 違うでしょう。今は、、」

「あっいけない、会長 ごめんなさい、」笑

「話しがそれたけど、どうでしょう、黒潮さん」

「えーと、そうですね、コーチならいいですけど、」

「ありがとう、引き受けてくれて、黒潮さん」


副会長の鴨城幸さんに抱きしめられた。

ちょっと、照れるナミであった。

生徒会長の下城ミモリは笑ってる。


「放課後、迎えに行きますから、よろしく 黒潮さん」

「えっ今日ですか!」

「はい、善は急げっていうから、」笑笑

「そうですね、会長、、」笑


放課後、ナミは副会長のサチに部室を案内される。


「皆さん、マリン部のコーチをしていただくことになった。黒潮波さんです。」

「えっ、コーチ?部員じゃなく?」

「まぁ取り敢えず、コーチってことで了承してくださいました。」

「なんだ、入部しなよ、ナミちゃん、」

同じクラスの支那紋乙羽に勧められる。

「オトちゃん、それはちょっと、」汗

「取り敢えず、コーチから、マリンスポーツ経験者なので、教えて貰ってください。」

「はーい、部長。」

「よろしくお願いね、ナミちゃん」

「よろしくお願いします。」

「それじゃ皆さん、1人づつ紹介して、」

「中城カホ、西城ミホ、私たち元ビーチバレーのコンビだったの、よろしくね。」

「万木スズ、部長と同じ茶道部と掛け持ち、よろしく。」

「安城ミナミ、ナナミ、私たち双子なの、よろしくね」

「城井ゆかり、ユカリンでいいわ。」

「本城マナ、マナっちで呼んで、」

「城戸レイナ、1年、チンって呼ばれているの、よろしくお願いします。先輩」

「城石マリヤ、1年、ダックって呼ばれています。よろしくお願いします。」

「支那紋乙羽、よろしく、ナミちゃん」

「えーと、部長の鴨城幸、サチでいいわ、」

「それと、前の聖パルパル学園は、全国大会2年連続優勝校だから、勉強になると思うわ、」笑笑 えー!え~そうなの!

「部長、初めっから、ハードル上げないでください、」

「まぁ謙遜しないで、ナミさん」笑



今日はマリン部のメンバー紹介で終わり帰宅する。


「ただいま、プリプリ、着替えるから、」


「いいよ、小次郎になって、」

「学校で何かあった?」

「なんで?」

「うかない顔してるから、」

「うーん、マリン部に入らないかって、誘われてね、」

「こっちでは入らないって言ってなかった?」

「断わったんだけど、コーチならどうって」

「へぇーコーチね、それでいいの、」

「仕方ないじゃん、成り行きで、、」


「ところで、小次郎、人魚の属性を持った女の子、見つかった?」

「うーん、今のとこ まだ、」

「そう簡単に見つからないか?」

「二人揃ってのMSだからな、今は50%しか発揮していないので、」

「まぁ、わたし一人で何とかなってるけど、」

「今はザコだけで、何とかなっているけど、大物になるときついょ」

「まぁ、MSの改造は、玉子さんと虎雄さんに期待しましょう、」

「そうだね、今のとこは仕方ないか?」

「あっ忘れてた、玉子から連絡があって、近々秘密基地が完成するって」

「へぇそうなの、早く見たいね」

「まぁ、あの二人のことだから期待しない方がいいょ、ナミちゃん」

「それでも、無いよりマシかな?」笑


放課後。

「オトちゃん、今日 おばあちゃんの病院に寄るから、先に帰るね」

「ああわかった、ナミちゃん、お大事に」


帰りMSS基地に寄る。

「ここが新しいMSSなんだね、結構広いんだね、」

「元は船舶の修理などやっていたところだから、、」

「今 改造しているMS乗ってみて、エンジンも新しくしたから、ナミちゃん」

「はい、玉子さん」


ナミは跨りアクセルをチェックしてみると。

小型ジェットエンジンの音が場内に響きわたる。

「うん、なかなかいい感じですね、玉子さん」

「そうでしょう、虎雄自慢のエンジンだから、」

「とってもいいですね、」

「あとは塗装をするだけなんだけど、何色がいいかな?」

「僕は、水着の女の子とか、特に巨乳がいいな」笑

「それでは、痛車になるでしょう、却下。」

「そうですね、赤とか、」

「それはいいね、決まり。」

「えぇ~僕の意見は無視なのね、」汗

「完成したら、連絡するから待っててね、ナミちゃん」

「はーい、それじゃ、また玉子さん、虎雄さんもバイバイ」

「うん、ナミちゃん、さようなら、」


、、、、、


ナミがマリン部のコーチをしてから1週間になる。

部長が部員たちを集める。

「今日 会長からお話しがあるそうです。」

「えーと、来月から予選も始まるので合宿をしたいと思います。明日の朝 7時に学校に集合してください。」

「えぇ~なんでまた急に、、、」「明日だって、」「何も用意してないょ」

「いや急じゃないよ、部長とも話し合って決めた事だから、みんなは着替えだけ持って来ればいいから、あとの手配はわたくしに任せてくださいませ。」笑

「まぁ、会長が決めたことだから、文句は言えないけど、、」

「そうだね、会長に任せようよ、」「うん、そうしようか、」

「ところで、場所はどこですか?」

「今はまだ、内緒、、」笑

「内緒だって、「ずるい、「いつものこと、「そう会長だし、「そうだね、」


部員のみんなは、会長の言うことは、誰一人反対しないようだった。

不思議に思うナミである。

「それじゃ、今日は解散して、各自家に帰って用意してください。」

「はーい、分かりました。部長。」


部員たちは、片付けて部室に戻って行く。


「オトちゃん、合宿の場所 知ってる?」

「さあ、まだ合宿やったことないから、」笑

「そうなんだ、」!


「それじゃ、ナミちゃん明日ね」「うん、オトちゃん、バイバイ」



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