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iDENTITY RAISOND’ETRE 第二部 ~聖櫃の行方~   作者: 来阿頼亜
第8章 神代継承のフィロソフィー?
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第2話 PLACE・has・NO NAME(Ⅴ)

 膠着状態の睨み合いを続けるベルカさん達とルキフ・ロフォ達の間で、しん、という音さえ聞こえてきそうな程に張り詰めた空気をかき消すメロディーが辺りに鳴り響く。僕のモバイルの着信音だ。

 鳴り響くワンディちゃんの新曲『銀河のはっぴぃでぃ』の発信源である僕に周りからの冷めた視線が集中する。

 凍りつくような空気の中、僕の額からはさらに凍りつくような冷や汗が噴き出していた。


「早く出なさいよ」

「いいん……ですか……?」

「その歌が止むのなら今すぐに。これは上司命令よ!」


 普段はパートナーと言うくせに、こういう時に限って上司の権限を振りかざすのはいかがなものか、などとは言えず、僕はそそくさとモバイルを取り出した。着信の相手はケイさんからで、投影しろとのことだった。


「役者は揃っているようだな。用件だけ伝えたら俺達もそっちに行く。いいか、よく聞け。俺達が本当に相手取らなきゃならねぇヤツはベルカ・テウタでもなければルキフ・ロフォでもねぇ。俺達の、人類とドラゴン族が立ち向かわなきゃならねぇ相手はフェイだ」


 ケイさんの口から語られたもの、それは薄々ながら僕達が感づいていた事であり、その気配も感じ取っていた事だった。

 にわかには信じがたい事だが、フェイは『死』という概念を超越しており、人類はおろか、全ての生物の常識を超えた超次元の存在だという。レイアさん達に言わせれば「ナンセンス極まりない話」なのだが、僕にはそれがホットコーヒーに溶けて混ざるミルクのように自然と受け入れる事が出来た。そして、それを証明するかのようにミリューさんのモバイルにも着信が入った。その相手は惑星ロキにいるカイルさんからだった。


「姫、申し訳ありません。フェイに城を焼かれてしまいました」

「フェイが現れたのですか!?」

「はい……俺の力が足りないばかりに……申し訳ありません」

「いえ、貴方達の責任ではありません。しかし、何故フェイがそちらに現れたのでしょうか? フェイはこちらにも現れたと言うのに……」

「奴は人知を超えた存在です。奴が発現させるゲートは我々の物とは明らかに異質です。聖霊の力によるものではありません」


 カイルさん達は聖霊の力を借りてゲートを発現させているのだが、それは神器の力とは違い、効力の範囲はそれほど広くはないそうだ。

 カイルさんの従兄弟であるフェイはおそらくもうこの世にはいない。今存在しているフェイは全くの別人、人類が持ち得る事のない力を得た者、人類を超えた人類、言わば『超人類』とでも言えばいいのだろうか。

 人類を超えた力と言うならば、神器の力を得ている僕達もそうなのだろうが、彼の力は神器の力でさえも超越している。神を自称しているが、それも頷けない話ではないだろう。


「カイル、フェイの狙いが何なのか分かりますか?」

「姫もお気付きかと思いますが、奴の狙いは聖櫃かと……」

「やはりそうですか……」


 神を自称する者でさえもそれを手中に収めたがる聖櫃とは一体何なのだろうか。そして聖櫃はどこにあるのか、それらの答えは目の前にあった。


「どいつもこいつも聖櫃、聖櫃……そんなにコレが欲しのかよ?」

「やはり貴女が持ち去っていたのですか。悪い事は言いません、今すぐそれを返しなさい。貴女には必要のないものです!」


 全銀河にその名をとどろかす宇宙海賊がレビさんの要請に応じる事などあり得ない、それは誰にでも解りきった事だった。当然その要求は棄却したのだが、その理由までは想像できなかった。


「ハッ、テメェにもこんなモン必要ねぇだろうが! こんなクソみてぇなモン、誰が必要とするってんだ? あぁ?」


 そう言い放って懐から取りだした手のひらに収まるほどの小さな箱、それこそが聖櫃だった。あんな小さな箱にどれほどの価値があるのか。


「お宝だと聞いて来たが、まさかこんな物騒なモンを後生大事に祀って来たたぁねぇ……神サマって奴も随分と地に落ちたもんだ」

「レビ、あの箱の中って何が入ってるワケ?」

「それは……実は私も詳しくは知らされていないのです」


 困惑の表情を浮かべるレビさんに、クリスさんは一瞬驚きを隠せずにいた。矢継ぎ早にレイアさんがパイへと同じ質問を繰り返したが結果は同じだった。

 顔を見合わせた二人が出した結論は、ベルカさんへの直談判であった。


「記事のネタにすんのはテメェらの勝手だが、

責任を取るのもテメェらだって事ぁ解ってんだろうな?」


 安っぽい脅しなどではない。ジャーナリストとしての覚悟を彼女は試しているのだ。

 レイアさんもクリスさんも、そしてシンさんも僕も覚悟は出来ている。僕達の目を見定めたベルカさんは、軽く舌打ちをして何事かを観念したかのように小さく息を吐いて言った。


「……テメェらにゃコイツが何に見える?」


 聖櫃の中から取り出された『それ』は、半透明なケースのようなものに覆われた押しボタン式のスイッチらしきものだった。とは言ったものの、それが何のスイッチかまでは皆目見当がつかなかったが。


「聖櫃の中に納められ、厳重に管理されていたものがただのスイッチな訳ないわよねぇ?」

「シン、あれが何か分かる?」

「おそらくだが……いや、しかしまさかアレがまだ存在しているとは……しかし、本当に聖櫃の中にはソレしか入っていなかったのかい?」


 シンさんの疑問は僕達全員が持っていた疑問でもある。


「あん? なんだてめぇら、コイツの中身を知ってて言ってんじゃなかったのか?」

「中身って……聖骸布が入っているだけじゃないワケ?」

「正確には聖骸布に包まれた心臓だ。それは神の心臓と呼ばれる、この世界を統べる者が管理する原初の神器だ」


 シンさんはそう解説してくれたが、ベルカさんは軽く一笑に伏した。その様をルキフ・ロフォは興味深そうに目を細めて聞き入る。


「この箱の中にゃ、ンなもん入っちゃいねぇ。

入ってんのはコイツ……見ての通りの起爆スイッチさね。人類史上最悪の神器とでも言うのかねぇ?」

「……核、か」

「ご明察」


 リックさんの口から発せられた言葉に僕達は言葉を失った。そして、さらなる追い打ちをかけるようにルキフ・ロフォは僕達を問い詰めてきた。


「衛星軌道上に建造されたステーションから発射される核ミサイルの発射スイッチ、か。さて、その照準はどこに設定されているのか……それはさておき、そんなものを軽々しく作ってしまう人類は果たして真に存続が許される存在なのか……その答えを示してみよ」


 答えなど出るはずもなかった。なぜなら、そもそもその問いに答えなど無かったからだ。

そして、そう問い掛けた張本人の言葉には明らかな矛盾があった。


「ならば僕達をホムンクルス呼ばわりする神様は何故人類を創ったんですか?」

「何?」

「この世界の秩序を守るのであれば人類など必要なかった。なのに貴方は僕達人類を創りだしたと言った。この矛盾の答えなら言える。つまり、人類は貴方の手によって造られた存在ではないという事だ!」


 この世界に神がいるのなら、自らの手で造り出した存在を自らの手で壊すという行為がどれほどの意味を持ち、どれほど愚かな行為であるかは解るはずだ。神はそれほど愚かではない。このような愚かしい行為をやすやすと行うなどあってはならない。

 それを証明するかのように発現したゲートの中から姿を見せたのはあの男だった。


「そう、ルキフ・ロフォは神などではない」

「フェイ!」


 その刹那、背後より二つの人影が素早くベルカさんの元へ駆け寄ると、声を出す間もなくその手から聖櫃を奪い去っていった。


「これにてミッション・コンプリート」

「コイツは確かに取り戻したよ、フェイ」

「御苦労だったね、ケイト、タケル」


 余りにも一瞬であり、なおかつ予想外の出来事に僕の思考は完全に停止していた。ふと周りを見渡すと、僕と同じようにクリスさんも思考回路がショートしている様子で目を丸く見開いていた。


「君達は何をしているのか分かっているのかい? それはお宝などではなく危険なものなんだ!」


 珍しく狼狽した様子のシンさんが二人を諭すように話しかけるが、彼らにその声が届く事はなかった。


「何をしているか分かっていないのはアンタの方じゃない? 僕達はパルティクラール、この世界を運営していく立場なんだから、僕達がしっかりと管理していかなきゃこの世界は成り立たなくなっちゃうんだよ?」

「それはフェイに言われたから、かい?」

「いいえ、これはブラフマンのお告げです」

「ブラフマンなど存在しない! J・D・Uと言う組織の名の意味をまだ解していないのか?」



 意味を解していない僕はシンさんにその真意を問うてみたが、その問いに答えたのはレイアさんだった。


「ジョン・ドゥ・アンノウン……誰も知らないどこかの誰か。つまり、そんな組織は初めから存在しなかった、と?」

「その通り。J・D・Uとはすなわちパルティクラール……いや、フェイ、お前の事だ! 大方ブラフマンと言うのもお前の自作自演なのだろう?」

「その答えでは五十点だな」


 シンさんの推理に異を唱えたのはフェイや双子達ではなく、ましてやL・Rでもベルカさんでもレイアさん達でもなく、その声は発現したゲートからもたらされた。

 姿を現した三人、ケイさんとアインさんは僕達の方へ、そしてグレイさんはベルカさんの方へとそれぞれ歩み寄る。


「やだイケメン!」


 ケイさんを見て一人歓喜するクリスさんはひとまず横において、僕は先程の意味を問う。


「ケイさん、五十点と言う事は……」

「ブラフマンは一人だとは限らねぇ」

「……なるほどね。これであらゆることに納得がいったわ」

「話が早いな。さすがは敏腕ジャーナリスト、と言ったところか、レイア・ルシール」

「美人、が抜けてるわよ」

「そいつぁすまねぇな」


 おそらくお互いに腹の探り合いをしているのだろう。牽制ジャブの応酬だ。


「ブラフマンって名前はコードネームみてぇなもんだ。その気になりゃ、誰でもその名を名乗る事が出来る。まぁ、統制を保つなら、一度にその名を名乗る事が出来るのは、せいぜい三人が限度だろうがな」

「なるほどね。おっけ、大体の事は理解出来たわ。それで、アンタはそれを使って何をするつもりなの?」


 鋭利な刃物の切っ先のようなレイアさんの視線が、僕の背中に冷たい何かを走らせる。双子は僅かに狼狽の顔を見せたが、フェイは涼しげな顔のまま、何故かミリューさんを一瞥して口角を上げた。


「これはただのリセットボタンだ。今の世情はあまりいいものじゃない。だから、一旦やり直そうと思ってね。あぁ、でも、ほんの少しだけ前に戻るだけだよ。これでもこまめにセーブするほうだからね」

「何を言っている……?」


 リックさんの呟きに誰も答える事は出来ず、

ただその場に立ち尽くすだけだった。もちろん、僕もその例には漏れずだったが、レイアさんとケイさんにはフェイの言葉が解るようだった。


「世界を造り変える権利がお前にあるってのか?」

「当然だよ。だって僕がこの世界を創ったんだからね」

「だからアンタは神を気取ってる、てのかしら?」

「気取ってるとは心外だなぁ。名乗ってるわけでもなく、正真正銘、この僕がこの世界の神様なんだよ。その僕が今のこの状態を気に入らないんだから、やり直すって当然の行為じゃないか」

「アンタが、自分が正義だ、神だって主張すんのは自由、勝手、フリーダム。でも、それはアンタだけに認められた特権なんかじゃなく、誰にでも平等に与えられたものなのよ」

「何もかも知ったような口をきくじゃないか、レイア・ルシール。君に何が解るって言うんだい?」

「なーんにも解んないわよ。だから知りたいの。そのためにアタシはジャーナリストになったの。ニュースによってもたらされた情報はそこかしこにあっても、、真実はあるべき場所にしか存在しない。伝え方次第で捻じ曲げられてしまう真実をアタシは真っ直ぐな状態で伝えたい。そのためにアタシ達が現地に赴いて、ありのままを記すしかない」


 ジョン・ドゥ・アンノウン。誰も知らないどこかの誰か、そんな組織は初めから存在せず、そこにあるのは『オールトの雲』という名の隠れ蓑に身を隠したフェイと名乗る悪意の象徴。しかし、その悪意は人間の欲望の一部だ。その一部だけが肥大し、具現化された存在こそがフェイという男なのだろう。


「あぁ……やはり君と僕は相容れない存在だ。表裏一体、永遠に交わる事の無い平行線。だけど、それは位相が変われば立ち位置も替わる。君達がこの世界で僕の事を悪だと言っても、次元が変われば僕は正義になる」


 意味不明な言葉を発すると同時に、フェイはゲートを発現させる。と同時に、リックさん達アンドロメダ銀河役所の全員がフェイを取り押さえんと掛かるが、メインとタケルの双子ならではの巧妙な連携による超小型のスモーク弾の煙幕に阻まれてしまう。


「まだまだだね。僕らを捕まえたいのなら、それこそ神器でも持ってきなよ!」

「まぁ、持ってきた所で無理でしょうけどね」

「二人とも、まだ遊び足りないのは分かるけど、僕達にはやらなきゃならない事がある。それを済ませてからだよ」

「逃がすかよぉっ!」


 煙幕を掻い潜ったベルカさんがフェイに向けてブラスター・ガンを乱射するが、風の聖霊の力によるバリアのようなものに阻まれてかき消されてしまう。


「僕らは僕らの信じる正義のためにこの世界を創り変えるんだ。そのためにはタイプ・エヴォルでもある君達の力が必要になる。ベルカ・テウタ、君もこの世界の破壊と再生を望む者なら僕と共に来るんだろう?」


 確信犯的な思想、ただの詭弁だ。そんな安い挑発に乗るベルカさんではなかった。


「テメェの言葉にゃ『魂』ってモンが見えねぇ。アタシゃ口先だけの野郎と組む気は無いね」


 そう言い放ち銃口をフェイへと向ける姿に僕は安堵し、胸を撫で下ろした。銀河にその名を轟かす程の人物だ。たとえ犯罪者であろうと、この人を信じた事に間違いは無かった。


「後悔しても知らないよ」

「誰かが神を名乗るってェ事に異議を唱えるつもりは無ぇ。呼んでも返事すらしねぇ、居る居ねぇか知れたもんじゃねぇ奴に金を払う道理がアタシにゃ理解出来ねぇ。だが、姿形が確認できるカミサマなら信じる事は出来る」


 その理屈に納得はするものの、賛同できる話ではない。それは僕だけでなくレイアさん達やリックさん達も同じだった。そんな思惑を知ってか知らずか、だが、と前置きした上で言葉を続ける。


「それはテメェの領分じゃねぇ、てぇのがアタシの見解だ。テメェじゃ顔になれねェ、とても神を名乗っていい器じゃねぇ」

「僕じゃない?」


 高笑いはしているものの、その目には狂気の光を宿したままだ。


「僕じゃ無ければ一体誰にこの世界を変える事が出来るって言うんだい? まぁ、今日の所はここで終わりだ」


 去り際に今度は何故かエミリーさんを一瞥し、フェイ達はゲートの中へと姿を消していった。

 三人を逃し、憤りを露わにしているポールさんとブライアンさんをリックさんが宥める。ルミさんは、消耗の激しいエミリーさんにずっと寄り添ったまま安堵の表情を浮かべていたが、すぐにルキフ・ロフォへと顔を向けた。

 パイ達と顔を突き合わせていたルキフ・ロフォだったが、その表情にそれまでの傲慢さは見えなかった。そしてミリューさんの手を取ると、その前に片膝をついた。


「我々ドラゴン族は貴女に忠誠を誓います。ハク……いや、パイが貴女を信じた意味がようやく解りました。我々ドラゴン族には、人類という存在よりも上位に値しているという驕りがあった。だが、貴女にはその驕りや傲慢を許す力がある」

「私にそんな力はありません。ただ、誰もが平和に暮らせる世になればいい、そう願っているだけです」

「そう願う貴女の下に助力する者が集う、それは貴女が生まれながらに備え持つ力に他ならない」


 ルキフ・ロフォが言うように、ミリューさんには人を惹き付ける何かがあるように思える。上手く言葉に出来ないけれど、ミリューさんが上司なら頑張れるとかそういう事ではなく、単純にこの人のために頑張ろうと思えてしまう。恋愛感情とかではなく、この人なら、たとえ下手を打ったとしても、アフターフォローを上手くやってくれる、そんな風に全幅の信頼を置いてしまう。

 レイアさん達が云々ではなく、事実、レイアさん達もミリューさんに対しては僕と同じ思いであり、万が一、自分達の身に何かがあってもミリューさんがいればどうにかなる、そんな思いがあるに違いない。

 かつて栄華を誇ったドラゴン族は、その威厳を保ってはいるものの今や衰退の一途を辿っている。人類はと言うと、ドラゴン族のような威光は無いが、それでも多数の銀河系で繁栄を広めている。

ルキフ・ロフォは人類に希望を見出したのかもしれない。それは、同族であるレビさんが僕達に助力している事も少なからず影響はあるだろう。そして何より、血を分けた弟であるパイがミリューさんを守護しているという事が彼の心を動かしたのかもしれない。

 何はともあれ脅威は去った、それだけで今は一安心だ。

 今回の取材は無駄足を踏んだのかもしれない。でも、得た物は大きい。それはとても記事に出来るものではないのかもしれないが、それでも、僕達人類とドラゴン族にとっては歴史的な一歩を踏み出したのではないだろうか。


「ねぇ、レイア……」

「ん?」

「何か色々あったけど、一応ワタシ達の仕事は終わったって事でいいワケ?」

「ん~……分かんない事だらけだけど、一応そうなんじゃない?」

「こりゃ、とても記事に書けそうもないね」


 ロイス・ジャーナルが誇る三人の敏腕ジャーナリストがこう言っているのだ。取り敢えずは……


「帰りましょうか」


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