テスト1週間前
もうすぐテストがある。そのテストは毎回同じ問題だからループをしているとイヤと言うほど答えがわかってします。そして下手に言い点数を取ると先生方に怪しまれてしまうためそこそこの点数をとりながら完璧な間違いを書かなければならない。それが私にとっての問題だ。
「ーーーーここのxはyの一次関数であるからして……………………」
(この授業受けるの何回目なんだろう…………。正直聞き飽きて眠いって~の……………………。)
「…………ぎ、……………らぎ……………………如月!聞いてんのか?俺の授業なんだちゃんと受けやがれ。」
「……………はい。すみませんでした。(このオレ様鬼畜ロリコンおやじが!)」
「お前なんか含みのある言い方だよな?何か言いたいことでもあんのか?(良い度胸してんじゃねーか、あ゛?)」
「いいえ?含みなんて何もございませんよwきっと先生の気のせいですよ?(変態ロリコンのくせに鋭いな。)」
「そーか。そんなの個別授業が受けたいなら放課後数学教室に来い。(絶対来いよ?じゃなきゃお前の成績下げんぞ?)」
「遠慮しときます。別に授業だけで足りてるんで。(誰が行くかこのロリコン変態おやじが!!)」
私と先生の会話に副音声をつけるとしたらこんな感じだろう。なぜこの先生と副音声までわかるほど仲がいいかって?理由はこいつは私の親戚だからだ。
家のおじいちゃんと先生のおじいちゃんが兄弟である。私はよくこいつの家にお世話になっているのでなかがいいの(心外だけど)はこういうことだ。
(そう言えば、こいつも攻略対象の一人だったのよね~。でも昔っからお世話になってるからなぁ。……………出来るだけで良いから距離を取りたいな~……………………………………はぁ。)
内心そんなことを考えている内に授業が終わってしまった。まぁ別に聞いてなくてもさほど問題はない。だって私わ何度も体験している授業だから頭にもう入っているのだ。
「如月!お前後で数学教室に来いよー!来ないと数学の点数減らすからな!!」
「わかりました!行きますよ!行けばいいんでしょ!!行けば!!!!」
「じゃあまた昼休みな~…………。」
ピシャっと扉を閉めて出て行った。そして何かいいたそうな顔でこちらを見ている誠也をみると無性に腹が立つ。この仮必ず返してくれるわ!ロリコンめ!!!
昼休み私はあいつに言われたとうりに数学教室までやってきていた。
コンコンッ
「失礼します、如月沙羅です。」
「おー!入れ入れwよく来たな~。」
「それは先生がよんだからでしょう?自分が言ったことも記憶にないのですか?病院行きますか先生??」
「相変わらず口が悪いなぁ。お前誰に似たんだよ。それに今はオレとお前しかいねぇんだ先生じゃなくていつもみたいに呼べよ。何かお前に先生って言われんの気持ちが悪い…………………。」
「気持ち悪いはどう考えても失礼でしょう?虎兄?そっちこそ女性の扱いがなってないんじゃないの??」
「お前が女性とかマジウケるわ~wでも、前よりは成長したんじゃねーの沙羅??」
「で?私に何のようなの??まさか成長とか、からかうために呼んだとか言ったら容赦なくあんたの顔にアッパーかますから。」
「おー、怖い怖いw別にからかう為に呼んだんじゃねーよ。お前が転校生に手を出したって聞いたから本当かどうか確かめたくってな?」
苦笑しながら虎兄は私を見つめる。
どうしてそんな顔するの?
どうしてそんなこと聞くの?
「あんたには関係ないことでしょ?教える必要すら感じない。用事がそれだけなら私もう教室に帰るわね?じゃあね………………………。」
「おいっ!待て!まだ話は………………」
「終わってるわよ。だから私は帰るの、もうあんまり私について深く探ってこないでくれる?ウンザリなの!あなたは何でそんなに私が隠してることを知りたがるの?もうこれ以上散策しないで。」
そういって私は数学教室を後にした。
もうこれ以上誰も入ってこないで…………
私の心を勝手に探らないでよ…………………
じゃないと私は苦しい、痛い、寒い。優しさを感じるたび私は彼を思いだしてしまう。
ねぇ××××?きっと後にも先にも私の心をカンショウ出来るのは××××だけなのだから………………
ねぇ、お願いだから私に彼のことを思いでさせないで…………………………………………
沙羅チャンがとてもブラック状態ですねww
ちょっと怖いですねww
テスト1週間前といえば勉強ですね~。
私はあんまり得意じゃない教科から手を着けるタイプです。皆さんはどんな風に勉強していましたか?こんな勉強方がいいというものがあったら是非教えて欲しいです(*⌒▽⌒*)
次回もよろしくお願いしますww
それではグッバイじゃ~www