幼なじみ
彼女とオレは幼なじみだ。
幼い頃からずっと一緒だった。遊びに行くのも、寝るのも、幼稚園に行くときだって一緒だった。手をつないでいってみんなに公認の中だと言われるほどだった。
彼女の態度が変わったのは小学生にはいってからだ。自分からは絶対に家にこなくなった。手をつないだりもしなくなっていった。でもオレが家に誘えばきてくれた。
「さら!今日オレの家で遊ぼう!」
「私に拒否権は………」
「ない!」
「即答かい!………まぁ暇だし別にいいわよ。」
「やったー!今日はゲームしよう!ゲーム!!」
「ハイテンションだねー…………」
「うん!だって、さらと一緒に遊べるんだもん!!!」
「純粋ってうらやましい………………」
「………?どういうこと??」
「お子ちゃまは知らなくていいのよ。」
「さらだってまだオレと同じ6才だろ!」
「それがお子ちゃまなのよ。」
「なんだよそれ!!」
オレはそういってさらから顔を逸らしてふくれっ面をした。
「そんなにすねた顔してるんなら行かないわよ。」
オレは急いでさらに顔を戻して笑顔で必死にいいわけをした。
「べ、べつにすねてなんかないよ!ただ、目にゴミがはいってソレをとろうとしてそらしただけだし!!!」
「はいはい。」
そういってオレらは一緒に家に帰った。
この時帰ってからなにをしようか考えていたせいで彼女の顔が見えていなかった…………………………………。
すごく短いです(@_@)
次の投稿も幼なじみでやるつもりですww
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