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君の耳に、僕の音が届くなら

作者:りょあくん
耳を塞いでいたのは、世界か、君自身か――

 大学2年、軽音サークルに所属する八坂奏(やさか かなで)は、どこか浮世離れした“元”吹奏楽少年。今はギターボーカルとして、サークルでのライブや配信活動を淡々とこなしながら、音楽と距離を置くように生きていた。

 そんなある日、大学構内で東雲陽葵(しののめ ひまり)の姿を見かける。彼女は高校時代の吹奏楽部の同期で、当時から圧倒的なホルンの才能を持ちながらも、高圧的で近寄りがたい存在だった。

 大学に入り、偶然同じキャンパスで再会した二人。距離を縮めることなどないと思っていた彼女との日々が、少しずつ変わり始める。しかし突然、陽葵は姿を消した。

 サークルの練習にも、授業にも現れない。
 噂を追って辿り着いた先には、壊れかけた家庭と、音を失いつつある少女の姿があった――。

 「音がなくても、君となら、奏でられる気がした」
 これは、耳に届かない音を、心に響かせるための、長い長いラブストーリー。
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