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欠片の話







「ああ、そうか。ここは───が観測して、初めて成り立つ世界だったのか」








▢▢▢▢▢▢







ハジマリ










最初は白、次に翠。



『──あ、気づきましたか?』



鳥の囀り、動かし方を思い出して上体を起こす



『うんうん、問題はなさそうですね。流石第6世界管理人、素晴らしい技術力です』



翠に花が咲く



「……?」


『あぁ、何も分かりませんよね。今説明します、あなたは──』



自分の名前と収まるべき役









それだけ抱えて、部屋の真ん中に立っていた。











▢▢▢▢▢▢






みているのはだれなのか


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