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猫は異世界で魔獣でした。  作者: 猫にまたたび
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現状確認

 現状確認しよう。


 魔法で色々試して調子に乗っている時に先輩猫達に色々聞いた事を教えようと思う。


 まず、現在地だが森の中心部位になるらしい。森の名前を聞いたら、知らないし森に名前が有るのかと不思議に思われた。猫ゆえに適当感半端ない。縄張りは有るみたいだが。


 気候だが一年中丁度良い気候だと。暑いのも寒いのも嫌だから御先祖様がここに居着いたと。森の中には幾つか群れが在り成人すると他の群れに行ったり、他から迎え入れたり 、新天地を探しに旅立つのだという。


 成人についは約2年で成人としてる。約2年というが大体が感覚だということ。気候は穏やかだが生えてくる草花だったり果実で判断しているそうだ。1歳までは魔法や狩りの仕方、果実や草花の口にしても良いものを学ぶ。その後、2歳まで集団で群れの食料を確保したり外敵の排除、縄張りの見回り、子猫の世話等々を学び成人となるとのこと。地球の猫とは大分違う。


 森の中の生物だが-兎・鳥・鹿・蛇・猪・狼・熊・緑小人・犬小人・豚人間・角人間・人間-となっている。昆虫とか爬虫類もいるがここでは大きなものが居ないため脅威ではないらしい。


 緑小人はゴブリン?犬小人はコボルト?豚人間がオークとして角人間はオーガかな?人間は森に来る人間なんだろう。


 基本的に集団で狩りをするから狩るか撃退は出来るそうだ。ただ単独、少数の場合は即撤退する。足の早さと魔法は上だが力や体格差で敵わないそうだ。猫というより狼だなこれは。


 狩りの仕方は基本的に木の上や影から遠距離魔法で足止めし隙を見せたら直接攻撃で足を狙い足止め。動けなくしてから集団リンチだそうだ。相手が大きいと地面に近い猫は攻撃しにくいだろうから有利だろう。これから狩りについて学ぶため付いていくので良く観察しようと思う。体の動かし方は人間と違うから事前に動かし方も慣れておかないといけない。


 ざっとだが現状はこんな感じである。

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