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猫は異世界で魔獣でした。  作者: 猫にまたたび
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世界樹登り

 目の前に(そび)え立つ1本の超巨大な木。


 休憩して一息入れて木登りを開始する。


 大き過ぎて何処から始めたらいいか迷ったが真正面から近づく。表面は滑らかで触り心地が良い。上を見上げれば雲の上まで伸び天辺が見えない。途中途中で枝葉が有るので枝から枝に跳び移りつつ休憩入れつつ登ってみるか。


 猫じゃなければ登ろうとも思わなかったけど。この体なら出来ると思う。身体強化最大で全力の垂直飛び。猫になってからの全力は凄かった。


 目標の枝を軽く通り越す。グングン上へ。勢い弱まった所に枝が無いので巨木に抱きつく形でへばりつく。


 下を見ると体から血の気が引く思いだ。200〜300m位は跳んだんじゃなかろうか。兎に角、次の枝まで登り移動する。


 ちょっと全力を見誤ってました。ビックリして尻尾の毛がボフッとなったよ。これは自分の全力を把握しておかないと大惨事になること間違い無しだな。猫里では全力を出さないし、出す必要も無かったからなぁ。


 取り敢えず登りきってしまおう。跳ぶ距離を調整して枝から枝にスムーズに跳べば直ぐに登りきれるだろう。


 ーーーしばらくしてーーー


 現在は雲の上まで登ってきたよ。太陽が眩しい。


 途中でドラゴンに襲われましたよ。今回は東洋龍でした。

 生シェ○ロンだよ。シェ○ロン。こんな身体の小さい猫食べてもお腹膨れないだろうよ!


 跳んでる最中に襲われて、思わず頭上にストーンキャノン

 を乱れ撃ちしちゃったよ。倒してないけどヨロヨロと逃げていったからそのままにしておいた。


 倒してワラワラ他のが寄ってきたら足場も不安定だし、空中戦は無理なので。


 そうこうしている間に漸く幹が枝分かれしている所が見えるまで登って来られた。


 落ちない様に神経使ったし、あそこまで登ったら休憩しよう。


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