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短編:詩&エッセイ

夜空に願う、貴方と……

作者: 尖角

貴方には彼女がいる。


だけど、私は貴方を好きになってしまった。


忘れよう。  何度も、そう思った。



だけども、その思いを忘れるのは簡単じゃなかった。




嫌いになるのは、好きになるよりも簡単。


そんなのは嘘。  私は、時と場合によると思う。



私は貴方が好き。


優しいし、カッコいいし、何でもできる。


欠点のない人のことをどう嫌いになれっていうの?




少なくとも私には無理。


大好きで一時も忘れたことなんてない。


そんな人を嫌いになるなんて、私には絶対に無理。




だけど、この想いを貴方に知られるわけにはいかない。



貴方の彼女は、私の親友。


それは、「心友」と言っても過言じゃないほど。



だから、二人には幸せになってほしい。 私の分まで。






















貴方達は今頃、二人でこの星空を見て願い事をしてるのかな?



私は夜空に願う。  私の大切で、大好きな人達の幸せを―――














好きだけど、この想いは私だけのもの。


貴方を独り占めできない代わりに、

せめてこの気持ちだけは、私の中にとどめておきたい。



いつか、いつか、笑って貴方達に話せる日が来ると信じて。





















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