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青い神々

人生初の小説です。時間に余裕のあるかた、どうぞ読んで行ってください。


私は中嶌 常彦。都内の小さな町工場に勤めている。         もう今年で三十二歳になる。結婚はしていない。嫁さんの代わりに一匹の犬がいる。だがこいつはオスだ。名前はjack。今年で五歳になった。  私は絵が好きだ。子供の頃は山や海の絵をよく描いていた。      もうひとつある。音楽だ。私は音楽が好きだ。            家には古びたギターが一本ある。父から受け継いだものだ。      jackはこのギターの音色が好きなようで、弾いてやるとすぐに寝てしまった。                               裕福ではないがそんなに家計が苦しい事もなく、普通に暮らしていた。  10月8日 午前6時30分 晴天 気温18℃              すっかり秋の空だった。とても過ごしやすい。           いつものように朝食を食べ、シャワーをして、jackに餌をやり、歯を磨き出勤した。                            会社に着くと皆が私を見ていた。何故か見ていた。          気の毒そうに・・・。                       その時だった。事務員の加藤さんが「社長がお呼びです。」      と、小声で言った。                        「なんで?」と聞いてみた。加藤さんは僕を睨み、「いいから。」と僕の背中を押してきた。意味が分からなかった。              社長の部屋は以外に綺麗だった。美しいとかじゃなく、整頓されているということだ。                           社長は「座りなさい」と言って促した。               僕も「失礼します。」とソファに腰掛けた。            僕はだらしなく辺りをキョロキョロ見渡した。            すると、本棚の一番上に僕の好きなLINKIN PARKのCDがあった。    社長は気になったようで「中嶌くん?」と言ってきた。        僕は慌てて「あ、すいません・・。」と謝った。でも気になる・・。 「今日、君を呼び出したのはね・・君にお願いがあるからだ。」    「はい、なんでしょう・・。」                   実はこの時、ぼくはワクワクしていた。               社長直々の頼みごとなんてきっとデカい仕事に違いない!!       だが、その幻想は次の社長言葉で打ち砕かれた。           「君に会社を辞めてほしいんだ。」                 「・・・・・・・・・。」                     「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」         「・・・・・へ??!・?・・・」                 「会社を辞めて欲しい。」                     「なんで?」タメ語になってた。                  「人を減らさなきゃこの会社は危ないんだよ。」           「で、なんで俺なんですか!?他にも人は幾らでも・・。」      「君が一番業績低いからね。当然の事なんだよ。今の世の中・・。」  意味が分からなかった。何故俺なんだ?               今まで一生懸命に働いてきた。 なのに・・・。          俺は中坊の頃から人は頭より心だと思っていた。           その儚い思念が今、壊されてしまった・・。                                               俺は退職金を受け取り、重い足取りで家に帰った。         家ではjackが腹を空かして待っているだろう。情けない気持ちになった。 この先に何があるのだろう・・・。                   そういう事を考えながら死人の様な形相で帰宅した。

                                   放浪生活開始まで、あと一週間。

どうだったでしょうか?「青い神々」は放浪生活の要因である          「世の中への絶望」を主体に書きあげました。                  次回は「赤裸々」 投稿日は未定。どうぞお楽しみに!!

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