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墜落のファンファーレ

作者: アシカ

目次

0.墜落の囁き

1.まんまるおデブの貪食スポーツ選手「上村さん」

2.ムラムラの淫蕩スポーツ選手「イタガー・ズーウさん」

3.あっちに金銭・こっちに金銭スポーツ選手「バーソンアイ・レアンさん」

4.悩み多き悲嘆(心痛)「みぞの・さきさ」さん

5.絶対君主制怒りの監督「リウモニョ」

6.日常の家庭の嫌気「佐藤さん」

7.坊主の虚栄心・自惚れ「基行」

最終章.墜落のファンファーレ


墜落のファンファーレ

勉強や仕事、家事をしようと決心したときに現れる墜落の囁き。

今日は良いんじゃないの。十分頑張ったよ。

スマホのyoutubeをみて時間がすぎる。

そんな自分のやりたいことを阻害してくる。

墜落は日常のありとあらゆるところに潜んでいる。

しかし、強制的に直そうとしてもそれは一時的な衝動で終わる。

ダイエットの成功率が、5%以下であり、英語を話したいと思い、日本人が英語を話せるのは10%以下であるようにだ。

そして、この墜落の囁きをわたし達は外に見出す。

ダイエットのインストラクターがよくないからだ。

学校の教育がよくないからだ。

全くもって自分の内側は、みようとしない。

と、いうよりも内側は常にあるのだが、自己嫌悪や自己弁護により墜落を吐き出している。

7つの大罪や108の煩悩、エゴイズムと呼ばれる。

その苦しみを飲んでこそ、ダイエットができ、英語ができるのだ。

「こころだぞ。こころ」とやすい精神論に思うかも知れない。が、そのこころに対しては無知であり人間は馬鹿になりつつある。

「好き。付き合って」と告白をして付き合うが「好きってなんだろう?」と質問をすると、急に口を塞いで異端者を見る目のように扱う。

みんなが、学校が、教えていないことはまるでタブーのように扱ってしまう。

にも関わらず、赤ちゃんが生まれるときだけ無償の愛だのほざく。

さぁ、世間一般の常識・当たり前の批判はこのへんにして人類がおかしてきた罪からなる「苦境」に囚われた諸君よ。

殻はいつか破られる。絶対にいつかは破られる。雨が続いてもいつかは太陽がでるように。

勇気をもって一歩、踏み出してみよう。

罪と苦しみの囁きから、美しい響きが聞こえるだろう。


1.まんまるおデブの貪食スポーツ選手「上村さん」

若い頃に天才と呼ばれる人は多い。

小学生から、運動神経ばつぐん学年一の上村だ。

エリート街道にのり、おれは野球をやっていた。

もちろん、小学生の誰もが知っている3番ピッチャー。

小学生ながら、球速は130kmを超えて身長は170cmを超えた。

まだ肉付きまでは良くないが、骨太の丈夫な体型である。

当然、中学生の有名なリトルリーグに声をかけられている。

そんなおれが、なによりも好きなことは食べること。

とくに大好物なのがバナナチョコいちごクリーム大盛りのクレープだ。

試合でホームランを打つと両親が帰り道にクレープ屋に寄って車の中で食べた。

口に頬張りほっぺにクリームがつく。

甘くて美味しい。

そんな生活が中学生まで続き、高校も隣の県の名門校に行くことにした。

もちろん寮生活になるのだが、そこにはクレープがなかった。

ホームランを打つための意欲が失せてしまった。

そんな私を見かねて監督の奥さんである寮母がホームランを打つたびにクレープを作ることになった。

それからは、毎週土日にクレープを食べることができた。

長期の休みの日は、ほぼ毎日クレープを食べた。

ハンバーグクレープに、ソーセージクレープ、ベーコン、シーチキン、スモークサーモン、ハムエッグ、てりやきチキン、生ハム、カスタード、バターシュガー、オレンジソース、アイスクリーム、マスカット、キウイ。

打てずに、食べることのできなかったリンゴとアイスクリームのクレープはいまでも忘れない。

相手の投手の顔が目に浮かぶ。良平だ。

クレープの恨みはいつかはたす。

クレープ街道を歩いて必然的にプロ野球選手になった。

「おれならどんなことも上手くいく」と確信していた。クレープ街道で、努力も人一倍している。

プロ野球ではクレープに加えこってりコテコテのラーメンを食べるのが日課になった。

いやー、ホームラン打ったあとのラーメンとクレープはやめられない。

そんなクレープ街道でホームラン王になった。しかも、新記録でだ。

新記録を達成したその年に世界野球大会が開かれた。

そこで見たのは、クレープ街道の俺を超える圧倒的なゴールデンエッグ街道がいた。

こいつの食事を聞くと「もともとはクレープ街道であったが改良して茹でた野菜や新鮮な野菜で味付けをほとんどしていない」と話していた。ゴールデンエッグ街道で谷大がいた。

その飛距離に加え、ピッチャーまでやるだと。

わたしは、絶望してしまった。いままで努力してできると革新していた自分の信念や理論、ロジックが崩れる音がした。クレープ街道を歩んで高ぶっていた自分に怒りを覚えた。

努力が報われる?

いや、おれのやってきたことは努力ではない。

努力と言いつつ、クレープを、ラーメンを貪欲に食う豚ではないか。おごり高ぶっていた自分がいた。

そこから食事をゴールデンエッグに少しずつ変えている。

いきなり変えるとパワーが落ちてしまうので、砂糖をはちみつでテーストして徐々に減らしている。

そのかいもあり、體の切れがまた出てきた。

クレープの甘さがいまでは不味く感じる。貪食と向き合う覚悟ができたのだ。

ほかにも、ビッチ・ジョコ街道を真似しておれは、墜落の囁きを丸呑みする。


2.ムラムラの淫蕩スポーツ選手「イタガー・ズーウさん」

おれは、有名プロゴルファー、イタガー・ズーウ。

あの子は、どんな声を出すのだろう。

おっぱいの膨らみ。動かし方。

うへうへたまらねー。

「30万円で今晩どう?」と有名アナウンサーを誘ってみる。

普段は、あんなに冷静に質問をしている美人さんが、自らノリノリでふしだらなことをしている。

うへうへたまんねー。

おっと、今日は俺の優勝記念にインタビューにきた。

少しだけ頬を赤らませ「優勝おめでとうございます。今の気分はどんな感じですか?」「最高だよ」と答える。

もちろん、「君も最高だよ」と言う意味も込めて答える。

今日の夜は、シャンパンでも開けて、、、

うへうへたまんねー。

と、思っていたが5回くらいして飽きてしまったな。

めんどくさい連絡がまたきた。「今晩どう?」と聞いてくる。

「俺たち付き合っているわけではないから」と冷たくあしらう。

さぁ、ゴルフの練習するか。

おっと、練習場に女プロゴルファーが来ている。

うへ、あのミニスカートたまんね。

早速、打ち方を聞いて、うへへっっへへへ。

ゴルフのアプローチと女のアプローチは似ている。

強すぎず弱すぎずだ。ほどほどのバランスが大切だ。

後ろから手先を包み込み抱き付く形になる。

うっっへっっへいい匂いするぜ。

さて連絡先も聞いて、私専用のゴルフ練習場つきガレッジに誘ってみるか。

もちろん返事「OK」。

たまんねー。細いアナウンサーより筋肉があるハングリーなスポーツ選手のほうが俺好みだぜ。

うへっっっっへっへ。

こうして、ゴルフのガレッジで夜の本番へまっしぐらだ。

ホールインワン。

優勝もできるし、どうも、最近ゴルフに熱が入らない。

女性ファンの声を聞くだけでゴルフボールから女の声が聞こえてくる。

昨日の豊富な胸にみえ、ピンが乳首にみえてきた。

クラブの先っぽをあそこの穴に入れ。

いかんいかん。打つことに集中しろ。

うへっっっへっへ。

えっ、まさかの予選敗退。

若くしていくつものタイトルを取ってきた。

いくつもの女を寝取ってきた。

おれは、一体なんのためにゴルフをしているのだ。

クラブを投げつける。

「きゃあ」と言う声が聞こえる。

いちどゴルフと女、人間から離れよう。

あいつらは、魔物だ。悪魔だ。

甘い蜜をぶら下げおれを墜落へ誘ってきやがる。

いまだけに生きよう。こうして、おれはもう一度ゴルフのインパクトの瞬間のみに集中できるようになった。

墜落の囁きを呑み込んで、信念が生まれた。

タイトルよりも、自分のできる可能性を信じるようになった。

それからは、自分も満たされ相手も満たされることを心がけるようになった。

自然とゴルフへ女へ感謝できるようになった。


3.あっちに金銭・こっちに金銭スポーツ選手「バーソンアイ・レアンさん」

俺の名は、バーソンアイ・レアンだ。

世界中が、俺のプレーに酔いしれて熱狂する。

そんなおれの休日は、ギャンブルである。ほれ、100万ドルをベット。

投資にも、100万ドルをベット。

母ちゃんが宝石をかって100万ドルをベット。

ほれほれ、ぱっとパーティー100万ドルをベット。

2億ドル稼いだおれさまだ。100万ドルがなんのその。

怖くて、ギャンブルがやってられるか。

みんな持ってけ泥棒。

みんなお金が欲しいんだろう。

お金があれば何でもできる。

そんなある日、催促の連絡がきた。バーソンアイ・レアンさんお支払いをお願いします。

銀行に入っていないのか?

もうあなたの銀行にはありません。

ゴミ袋にお金があっただろう。

あのお金はどこにいったんだ。

みんな俺のパーティー来たよね。

だれか、払ってくれよ。

「・・・」

心はお金で買えないんだな。

随分お金に酔ってしまったよ。

もう懲り懲りだぜ。

お金、お金なんでもお金。

金銭でバスケットの有名アスリートになり、あの頃は希望に満ち溢れていた。バスケに打ち込んでいたときが懐かしい。

いまは、そこまで散財しなくなったぜ。

「おい、レアン、この投資上げるぜ」

「おおいいじゃねか。99万ドルをベットだ」


4.悩み多き悲嘆(心痛)「みぞの・さきさ」さん

私は、悩み多き女みぞの・さきさ。

わたしは、世界で一番可愛い芸能人。

私が歩けば、世界が歩く。

本当にさきさちゃんは、天使みたいな子ね。

「にこにこ」

そんな私は、芸能事務所に所属することになった。

あのお笑い芸人の男性良いかも。頭もきれるし優しそう。

けど、わたしって男運はないのよね。

むかしから、友達に「さきさは、むかしからダメ男が好きだもんね。」と言われる。

そう、結婚相手もダメ男を引いてしまった。

そんな心配をしていると案の定「旦那が不倫をしていました」と報道され流れている。

わたしも知っていたわ。

けど、不倫くらいしてもらっても構わない。

旦那は、家に帰って来たときも優しいからだ。私の所有物ではないので、不倫は構わないのだが、世間がそれを許さない。

私も、関係者に誤る始末である。

「ダメな旦那を持って大変ね。」「そうなのよ。大変なのよ。」と、大変を演じる私がいるのだ。

いまも、先輩の仕事の関係で飲みにいき夜のキャバレーに行っている。あっちこっちにでかけている。不倫でないお金の関係なら問題ないようだ。

そんな事を許しちゃう。私がダメなのかしら?

離婚も考えたけど、子どもたちのことを思うとお父さんは欲しいよね。

子どもたちに、ダメなお母さんでごめんね。

すると、子どもたちがニコニコしていた。

あなたたちは、天使みたいな子ね。


5.絶対君主制怒りの監督「リウモニョ」

おい、いまトラップミスしただろう。

腹筋10回。

俺の言う事を聞けば、チャンピオンになれる。

おまえら、チャンピオンになりたくないのか。

ほら、ここを潰せ。相手を潰すんだ。

潰せばカウンターが生まれる。

もっと強く当たれ。

潰すんだ。慈悲などかけるな。もっと潰せ。

潰して潰して潰すんだ。

おい、おまえいま舌打ちしたな。

腹筋100回だ。

そして、つぎのスタメンは外れてもらう。

よーし、おまえらはおれが見込んだ最高のスタメンだ。

さぁ、潰せ。

よし、ほらカウンターだ。いけいけ。

よし、決まった。お前らはチャンピオンだ。

3年間くらいは、上手くいく。

それをすぎると、選手たちの意欲が急になくなる。移籍をして裏切りやがる。

くそ、なんで上手くいかないんだ。

お前らが潰し足りないからだ。

ほら潰せ。

ことしは、なにもできなかった。

くそったれめ。

あの禿げ頭監督め。いい顔・チーム作りやがって。

なんで、おれは長期政権になると勝てなくなるんだ。

なぜそこを潰せない。おれも年を取ってきて怒る力もなくなってきた。

そうか。おれは、信頼を得た監督ではないんだ。

信頼を得ていない監督は、一時的に終わる。

よし、もう一度信頼をえてやってみよう。

いまトラップミスをしただろう。

よし、一緒に腹筋をしよう。

こうしておれは、監督になってはじめて腹筋をした。

そして、選手と食事するようになった。

監督は監督としての仕事があり、選手は選手の仕事があるようだ。

おれは、またもう一度疾風をおかしてみせる。


6.日常の家庭の嫌気「佐藤さん」

俺は、普通の社会人の佐藤。

年収も普通。顔も普通。奥さんも普通。家族も普通。学歴も普通。スポーツも普通。

そんな普通を極めていた。

仕事に出かけ帰ってくると奥さんの話を聞く。

会社で疲れているが、聞かないと聞かないで大変な騒動になる。

「今日、娘がね。ポケットにまた砂を大量にいれて帰ってきて大変だったのよ。この前は、少し砂が残っていて洗濯でジャリジャリになっちゃったわ。」

「大変だね。休みの日は、ポケットみてみるよ。娘にもママも洗濯も大変なことになると言っておくね。いつも家事を、育児を、ありがとね」と言葉で伝える。

しかし、心の底では間違いなく日常の疲れから嫌気がある。

仕事もやりたくない。

家事もやりたくない。

運動会にも行きたくない。

やりたくない嫌気が日常にある。

確かに普通の幸せがあるように見えるかもしれない。子供は当然可愛いがもやもやしてしまう。

泣き叫ぶときにおれも一緒に泣き叫びたくなる。

子供を羨んでいるのだ。

夫としての役割も嫌だ。

嫌だ。嫌だ。

もうすべてがいやなんだ。

出世のために必要な勉強も嫌だ。

資格をとれと上司から言われるその言葉も嫌だ。

いやだいやだ。

もういやだ。

そんなある日わたしは、うつ病になってしまった。

会社にいけず、公園でうろうろしてしまった。

普通だった自分の人生だったはずが、、、

自分に嫌気が走る。

この嫌気を伝えようとしても、だれもきっと分からない。とにかく嫌なのだ。

小さい子供の声が聞こえる。

「これ、これがいい」と声にしている。

わたしは、いったい何が良いのだろう。

そんなことも考えたくないのだ。この嫌気に合わせてしまうと自分を見失う。

嫌だ。嫌だ。すべてが嫌だ。

公園には、いやいや働いているスーツ姿の人たちが数人いた。

少しだけ自分だけじゃないことに安心感が生まれた。

すると、口角が上がった。

そうか、おれは嫌だと思える心がまだ有る。

嫌を追求してみよう。

働くことがなぜ嫌なのか。家庭生活のどこが嫌なのか。

そうやって、嫌を克服していく。

嫌のほとんどは我慢であった。

私は、自分を抑え込んでいた。

忍耐力は必要だが、我慢は必要なさそうだ。

子どもたちは、なんの心配もせずポケットに砂場の砂を入れている。

仕事の合間に、小さい頃好きだった植物を育てることを子供と庭でやるようになった。


7.坊主の虚栄心・自惚れ

おれは、長男としてお寺で生まれた。

親は当然、寺を継ぐものとして育てた。

学生生活が終わり、2年間有名な寺に出家することになった。

住職になるためには必要なため親に従い2年間修行をした。

しかし、おれのもやもやは晴れることがなかった。

むしろ、修行中に年上のハゲに殴られ憎しみは募るばかりであった。

「おまえは、ばかたれか」とまるで宗教に囚われた傀儡のように鬱憤を出家者で晴らす有様だ。

会社のみえない圧力と寺のみえない圧力に違いはなかった。しかし、おれは背丈が1間ほどある。

あいては、少しばかりビビるため出家者の餌食を選んでいる。

「偽りの上の言うことしか聞けぬ小物の坊主が」と心でぼやいてやった。

こうして、修行を憎悪がましたものの修行を終えた。

私の寺はちょうど人口爆発地域。一定数の収入も有り、友達にも奢ってやった。

親父も元気なので、世界に少しばかりワーカホリックへ行き英語も覚えた。

どうだ。おれはすごいだろう。

僧侶で英語も世界も股にかけた立派な男だぜ。

可愛い奥さんをあとは、見つけて結婚するだけ。

お金も有るし、車もある。大きな土地だって持っている。さらにはイケメンだ。

さぁ、おれの見栄を受け止めてくれる女はいないか?

ほれいないか?

おかしい、おかしい何かがおかしい。

なんで、おれをだれも讃えない。

父が鬱陶しいな。いまさら、親子三世代は流行らないんだ。それに加え親父が、おれに子煩悩を履きやがる。

あんな父が、徳があるわけがない。

くそったれ、おれはでっかいバイクにも乗るしキッチンでうまい飯も作る。

どうだ。これがおれの住職スタンスだ。

見え見えの見栄っ張りだと分かっている。

しかし、ほかに触れ方を知らない。

自分の見栄と向き合おう。

なんで俺はこんなに大きく自分を見せたいのだ?

自分の存在価値がほしいのか。

そうだった。

裏切られるといつも思っている自分がいる。

この気持ちと向き合おう。

こうして私は、みんなの意見を聞いて、まとめることができるように少しだけなった。


最終章.墜落のファンファーレ

いろんな墜落の囁きが有ることが分かる。

それでも、罪を犯しても生かしてくれる。

苦境の人生を歩んできた「上村、イタガー・ズーウ、バーソンアイ・レアン、みぞの・さきさ、リウモニョ、佐藤さん、基行」みんな違う道だが、その共通の大罪は自分で払うことになる。

しかし、その支払と対価にあらたな価値観が生まれる。

どの大罪も誰もが体験する。

その体験の仕方は、千差万別。あるところまでは共通の試練、原則がある。

あるときは分裂し、あるときは統合する。

もともと一つであり、ちょうど地球を一つの丸とみるように。

それ以外は、なにもないのだから。






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