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短編エッセイ集

なろう小説の『一人称視点もどき』について ~【俺は気絶した】……それは『一人称視点』じゃなくて『新手の実況プレイ』だよ~

作者: レルクス

【はじめに】


 本エッセイの執筆に至ったきっかけは、『俺は気を失った』と書かれた『一人称視点』の小説に対して、『気持ち悪さ』を自覚したことである。


 そもそも一人称視点とは何なのか、注意すべき点はなんだろうか。書いてはいけないことはなんだろうか。

 それが小説である以上、『視点』は重要である。


 ということで、なろう小説の『一人称視点もどき』について語るわけだが、まず最初に重要なのは、これは『訴え』ではないということだ。


 別に筆者は、このもどきの作法で小説を書いている人たちの否定・批評・批判をするつもりはない。


 そういった文章が気持ち悪いと思ったことは事実である。いぶかしげな眼で見たことは事実である。

 しかし、なろう小説というのはそもそもネットの中で、真面目に国語という教科学習に取り組んだものが少ないであろう日本人が書いているものだ。

 中には初めて小説を書いたことで視点が安定していない者や、『一人称視点』と『三人称視点』の2つの言葉しか知らない者だっているだろうし、そういうのは……まあ、少なくとも何度も他作品を読んで、そして自分で二十万字以上は書かないと、その『オーラ』はわからないだろう。


 そのため、繰り返すが、筆者は『訴えているわけではない』のだ。


 むしろ、そういう作品が日間ランキングに乗って、群雄割拠の仲間入りをしているのが現在のなろうの『環境』である。

 これらの小説を読んで分析することは読者ニーズを把握するうえで重要であり、別に『矯正』を求めたりはしないし、実際に遭遇しても、ブラウザバックするつもりは毛頭ない。


 それを念頭に、以下を読んでほしい。



第一章【そもそも一人称視点とは?】



 そもそも一人称視点というのは、その場面における主要人物の認識を通して、作品の世界に入り込むためのものだ。

 基本的に、主人公にわからないことや認識できないことを書くことはできない。


 三人称視点と比較すると、

 一人称視点は主観的、三人称視点は客観的である。


 主人公の主観で地の文が構成されることで、読者は、主人公が何を見たのか、それに対して主人公がどのような感想を抱いたのか、どんなことを考えたのか、どんな変化が発生したのか、これらを見ることができる。

 これらを書くことによって、主人公に対して、感情移入することができるというものだ。



 そのうえで思い出してほしい。

 皆さんは普段の思考の中で、『私は』とか、『俺は』とか、そういった『一人称』から始まる文章を頭の中で構築しているだろうか。


 そんなことはないと筆者は思う。

 『ふとした考え』の例文を出そう。


『今日はいい天気だなぁ……動画投稿で月三十万稼いでる俺は家でごろごろしているのに、学生や社畜はこんな土砂降りの雨の中、傘をさして歩き、レインコートを着て自転車をこいでるんだから』


 とても主観的であり、客観的な要素は入っていない。

 そして、主人公の属性も大体わかる。


 この文章では年齢・性別は未確定だ。社会人か、高校に通っていない中卒が多くの場合該当するだろう。少ないが、女性で一人称が『俺』の人だっている。

 だが、天気は土砂降りで、ネオニートにカテゴライズされる人種で、実力があり、その日の天気を見て『ふと思ったこと』を記述しているのがわかる。


 学生や社畜を見下ろせる『高い部屋』にいる可能性もある。

 心情としてはおそらく、学歴重視や奴隷のように働く社畜というものに対して優越感を抱いているだろう。(似たような奴をどこかで見た気がするが、作品名は忘れた)


 一人称視点の小説というのはこういったもので、主人公の価値観と考え方で地の文を構成するものだ。



 そのキャラクターの価値観とフィルターを通して、その小説の世界を見る。


 これが一人称視点である。


 一人称視点の小説を書いてキャラクターに感情移入できないというのは、

 ①:主人公のキャラクター性が悪い。(意味不明なレベルのナルシストや、本当の意味でのサイコパス)。

 ②:客観的な文章が多くて没入感がない。

 このどちらかである。

 そして、②の客観的な文章が多くて……となった場合、それは一人称視点小説とは言えないだろう。



第二章【一人称視点の『俺は怒った』『俺は気絶した』が持つオーラ】



 さて、その上で『俺は怒った』という文や、『俺は気絶した』という文はどうだろうか。


 『俺は怒った』はまだいい。

 ……正直に言えば『クソがっ!ああああムカつく!』くらいは書いてほしいし、『お前は『俺は怒った』って頭の中で文章綴ってんの?』というツッコミを入れたくはなるが、まだ許せる。


 だが、『俺は気絶した』

 これはもう、気持ちが悪い。


 『気がついたら寝てた』というのと同レベルではなかろうか。

 後になって『いつの間にか寝てた』というのならわかる、

 だが、リアルタイムで『気がついたら寝てた』というのは、一度気が付いてしまうと抜け出せない気持ち悪さがある。


 『気絶する』という認識は、本人の中にはないはずである。

 しかし、たまにざまぁ系で追放者側が主人公にちょっかい出して返り討ちにした時だったか。

 その追い出した側の視点だったとき、こういう表現を見かける時がある。



 これがどういう文章なのかというと、『俺』などの一人称を全て『キャラクター名』にすると、文章が全て『三人称一元視点』になるということである。


 この視点は簡単に言えば、『太郎は……』とか『花子は……』みたいな書き方をしつつ、焦点を当てた人物の心境の一部を地の文に出すようなものである。なお、筆者が文章を書く時は大体これと三人称多元視点である。


 何が言いたいかというと、『俺は怒った』という文は、一人称視点という属性が持つ『独り言感覚』が抜けているといいたいのだ。『俺は気絶した』なんて論外である。



 それは一人称視点じゃなくて、『新手の実況プレイ』だよ!




第三章【新カテゴリ、驚愕の『一人称実況視点』!】



 さて、『俺は』と地の文に書かれている以上、それは一人称視点であるというのは少なくとも『軸』であろう。そこが崩れると全てが崩壊する。


 だが、前章で述べたように、とっても『実況プレイ』みたいなのだ。


 なお、本当にこれが実況であれば何の問題もないのだ。


 『回想・過去のシーンを、現実軸の自分が解説するとき』


 これは、必然的に『一人称』かつ『実況』になる。


 例えば、かけっこで絶対に負けたくないライバルと一緒に走ったとして、主人公が全力で、体力の全てを振り絞る勢いで走ったとしよう。

 主人公はゴールすると同時に体力を使い果たして気を失った。そこに至る経緯は今はどうでもいい。


 このかけっこがビデオカメラで録画されているとする。


 後でそのかけっこを振り返った時に誰かがビデオカメラを取り出して、主人公を含めた大勢で映像を確認。

 録画内の動きに対してみんなでワイワイ言い合うが、最後の最後で、映像の中の主人公は気を失って倒れる。

 その時主人公は、『そして俺は気絶した』と言えるのだ。



 ……この段階でいろいろ言いたいことを言いきった感はあるが、この『実況』のようなものを、現実軸の話でやっている人がいるのだ。


 これが気持ちが悪い。



 これが許されるのは、『作中の文章全てが回想シーンである場合』くらいではなかろうか。


 驚異の『一人称実況視点』


 これを軸とした作品を構築したり、使いこなしたりするのは、今のなろう作家はまだまだ早いだろう。



【おわりに】



 正直なところ、『一人称実況視点』という言葉を使ったのは初めてである。


 ただ、一人称小説における『俺は気絶した』という文に対して、的確な言葉を作ることができたと考えている。


 ……だから何だと言われればそれまでだが。


 そして繰り返すようだが、筆者はこの『一人称実況視点』を訂正してほしいわけではない。


 冒頭でも述べたが、これがあろうとなかろうと、なろうのランキングに乗っているのは事実である。

 しかも、最強のポイント量が飛び交う(多分)ハイファンタジーでも時々見かける。


 筆者はこの書き方に対して気持ち悪さを感じる人間なので、主流にはぜひともなってほしくない手法だが、見かけるたびに逐一報告したところで、時間の無駄である。


 それに、こういったものはたくさん文章を書いていかないとわからないものである。


 筆者の個人的な優先事項の話になるが、ランキングに載る小説を書いているということは、言い換えれば『読者ニーズに適した展開を書いている』ということであり、そうであるならば、更新頻度を上げることが最優先だと考えている。


 どうせ見かけたところで実際に注意するものなどほぼいまい。ブラウザバックする方が多いだろう。


 注意するものがいたとしても、それは氷山の一角。なろう全体の作法力が上がるということはまずありえない。



 もちろん、『絶対に気になる!修正しろ!』と考えている人がいることの否定はしないし、実際に感想欄などでそれを指摘することを止めるつもりもない。

 作品のクオリティをあげるに至って重要なのは間違いなく、筆者と同じ価値観で作品を見ている人がブラウザバックする確率が低くなることも事実だ。



 しかし、筆者は修正も矯正も求めていない。

 それよりも次話投稿だ。読者のニーズを満たす分析情報が多くなることは、なろうユーザーとして求めている部分が大きい。




 最後に、今回筆者が出した『一人称実況視点』。これが『作品に入り込む』ことは避けるべきだが、これが求められる作風があることも事実である。本エッセイが、『一人称実況視点』の小説を考えるにあたって、そのプロット作成の一助になれば幸いである。




【付録:筆者が考える一人称視点の書き方】


 独り言感覚が抜けている。客観的な文章を書いてしまうというのであれば、さっさと三人称視点で小説を書くのが無難である。


 しかし、『三人称視点の小説がランキングで少ない』ことも事実だろう。


 ランキングを狙っている作者からすれば、一人称視点の小説で臨みたいというのが事実だ。

 そこで、筆者が考える一人称視点の書き方を解説する。


 基本的に、小説の文章は、地の文と「」を使った会話文で構成されている。

 そしてもう一種類重要なのが、()を利用した『内心の描写』である。

 三人称一元視点の小説ではとても便利である。(中には反則という人もいるが)


 なお、一人称視点はキャラの心情を地の文で書くべきなので、仮に

『一人称視点の小説を書いてるけど、()を使ったキャラの内心の描写がある』

 という人は、三人称一元視点に一刻も速く切り替えるべきである。


 三人称視点っぽい文章を書く人でも、()をつかった内心描写はちゃんと内心っぽくかけていることが多いというのが筆者の体感である。そのうえで、筆者はこう考えている。

 「」を使った会話文と、()を使った内心描写文。

 これを、地の文抜きで書き続けていき、その後、()を外し、改行や微調整を行うことで、『一人称視点』の小説になるのではないか。ということだ。



 大雑把に、例として最近流行の追放シーンを書いてみよう。

 設定は、

 ①:主人公は勇者パーティーの雑用係として、とある理由で強制されて活動中。

 ②:主人公は生活魔法しか使えない。戦闘には参加できないステータス構成

 ③:しかし、『家事・奉仕』関係の行動にブーストがかかるスキルを所有(これは周りに知られていない)。

 ④:最高レベルの家事能力を発揮して支えていたが、女癖の悪い勇者が、家事魔法を含め、強力な攻撃魔法を使えるナイスバディの美少女を見つけたことで主人公を追放。

 ⑤:主人公は自分の力を自覚している。

 こんなものでいいだろう。

 まずは地の文抜きでダーッと書いていく。例文なので多少のガバ、描写不足は無視してほしい。


 ★


「おい。お前クビな」

(はっ?クエストから帰ってきていきなり何言ってんだこの馬鹿は)

「……一応、理由を聞いてもいいか?」

「決まっているだろう。俺たち勇者パーティーに、お前のような雑用係など必要ない!」

(家事能力皆無のお坊ちゃんが何言ってんだ……)

「お前は生活魔法しかできないだろう。そんな戦えない奴はいらないんだよ!」

「いやでも、俺、料理から洗濯まで、何でもやってきたぞ?」

(家事能力ブーストスキルと生活魔法で支えてきたはずなんだが、一体どうするつもりなんだ?)

「フン!貴様の替えなどいくらでもいるんだよ!入ってきてくれ」

(いったい誰が……あー。金髪ロング、美貌、ナイスバディ、この馬鹿の好みにドストライクだな……)

「彼女が新しく仲間にする魔法使いだ。彼女はすごいぞ。最高レベルの魔法をいくつも使用でき、魔力量も圧倒的だ。そして生活魔法だって使える、わかったか!戦えないお前とは大違いなんだよ!」

(いや、お前、侯爵家育ちの坊ちゃんじゃねえか。移動することが多くてまともな拠点が作れない俺たちが、侯爵家育ちのボンボンがストレス感じねえようにするのに、普通の生活魔法でクオリティが足りるわけねえだろ。しかも、生活魔法って出力が決まってるから、高威力の魔法が使えるからって質が高くなるわけじゃない。俺みたいにスキルで強化する必要があるけど、どこを探しても、生活魔法をお前が満足するレベルまで高められるのが俺しかいなかったから、国王に言われて契約で縛られてるんですが?)

「……俺、陛下からこのパーティーに参加しろって言われてるんだけど、これ契約書」

(こんな紙切れ一枚でこのバカの面倒を見る羽目になってるってのも嫌な話だけどな……)

「フン!……ん?おい、見せてみろ」

「いいけど」

「クックック。俺がしっかり確認しないと思っていたようだな。見ろ!ここに、勇者が持つ人事権を超えることがないと書かれてるぞ!」

(そりゃそうだろ。そういう例外が求められるダンジョンだってあるんだから)

「こんなもの。今の俺には紙屑以下の効力もない!」

(うお、ためらいなくビリビリに破きやがった……一応、宰相の直筆なんですが?……あ、俺の中でゴワゴワしてた契約の魔法がなくなった)

「これで、お前がこの勇者パーティーに残れる資格はなくなった。さっさと出ていけ!」

「……はいはい。出ていきますよ……」

(もうほんと、知らんからなマジで……)

「あ、そうだ。一つ言い忘れていた」

「ん?」

(人がドアに手を掛けた時に、一体なんだ?)

「貴様のようなクズが俺のパーティーにいた気配すら抹消せねばならん。さっさとこの国から出ていけ!」

(……ここまで人のことを嫌いになれるのも、ある種の才能かね)

「わかったよ」

「ククク。ハーッハッハッハッハッハ!」

(笑い方うっざ……さてと、冒険者ギルドからは出たが、どうしますかねぇ……)


 ★


 こんなところでしょうか。

 以下は()を除いた文です。


 ★


「おい。お前クビな」


 はっ?クエストから帰ってきていきなり何言ってんだこの馬鹿は。


「……一応、理由を聞いてもいいか?」

「決まっているだろう。俺たち勇者パーティーに、お前のような雑用係など必要ない!」


 家事能力皆無のお坊ちゃんが何言ってんだ……。


「お前は生活魔法しかできないだろう。そんな戦えない奴はいらないんだよ!」

「いやでも、俺、料理から洗濯まで、何でもやってきたぞ?」


 家事能力ブーストスキルと生活魔法で支えてきたはずなんだが、一体どうするつもりなんだ?


「フン!貴様の替えなどいくらでもいるんだよ!入ってきてくれ」


 いったい誰が……あー。金髪ロング、美貌、ナイスバディ、この馬鹿の好みにドストライクだな……。


「彼女が新しく仲間にする魔法使いだ。彼女はすごいぞ。最高レベルの魔法をいくつも使用でき、魔力量も圧倒的だ。そして生活魔法だって使える、わかったか!戦えないお前とは大違いなんだよ!」


 いや、お前、侯爵家育ちの坊ちゃんじゃねえか。移動することが多くてまともな拠点が作れない俺たちが、侯爵家育ちのボンボンがストレス感じねえようにするのに、普通の生活魔法でクオリティが足りるわけねえだろ。

 しかも、生活魔法って出力が決まってるから、高威力の魔法が使えるからって質が高くなるわけじゃない。

 俺みたいにスキルで強化する必要があるけど、どこを探しても、生活魔法をお前が満足するレベルまで高められるのが俺しかいなかったから、国王に言われて契約で縛られてるんですが?


「……俺、陛下からこのパーティーに参加しろって言われてるんだけど、これ契約書」


 こんな紙切れ一枚でこのバカの面倒を見る羽目になってるってのも嫌な話だけどな……。


「フン!……ん?おい、見せてみろ」

「いいけど」

「クックック。俺がしっかり確認しないと思っていたようだな。見ろ!ここに、勇者が持つ人事権を超えることがないと書かれてるぞ!」


 そりゃそうだろ。そういう例外が求められるダンジョンだってあるんだから。


「こんなもの。今の俺には紙屑以下の効力もない!」


 うお、ためらいなくビリビリに破きやがった……一応、宰相の直筆なんですが?……あ、俺の中でゴワゴワしてた契約の魔法がなくなった。


「これで、お前がこの勇者パーティーに残れる資格はなくなった。さっさと出ていけ!」

「……はいはい。出ていきますよ……」


 もうほんと、知らんからなマジで……。


「あ、そうだ。一つ言い忘れていた」

「ん?」


 人がドアに手を掛けた時に、一体なんだ?


「貴様のようなクズが俺のパーティーにいた気配すら抹消せねばならん。さっさとこの国から出ていけ!」


 ……ここまで人のことを嫌いになれるのも、ある種の才能かね。


「わかったよ」

「ククク。ハーッハッハッハッハッハ!」


 笑い方うっざ……さてと、冒険者ギルドからは出たが、どうしますかねぇ……。


 ★


 となります。ここから微調整は必要でしょうが、それっぽくなったと思います。

 ただしこの例文は、『主人公の内心的な主観』に対して語る部分が多かった本エッセイに合わせて書いたもので、本来、一人称視点の小説だと『主人公の行動』も書くべきですが、この作風だと、本当に『内心』だけが良い気もしますね。


 あるいは、筆者がそういう書き方に寄っているということもあるのかもしれません。


 何のプロットもなく、思い付きがほとんどの例文ですが、参考になれば幸いです。

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― 新着の感想 ―
[一言] 成る程です。三人称カメラでプレイヤーキャラクターを操作するゲーム(モンハン等)を、プレイヤーキャラクター=私と表現して、遊んでいるところを実況していると見れば良いわけですか。 そうすると、強…
[良い点] 参考になりました ありがとうございます
[一言] 『蒲生邸事件』(宮部みゆき著) 第四章 戒厳令 のラスト 「孝史は気を失った。」 そんなわけで、おいらも普通にこちら側を歩きたいと思います。
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