表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
三界戦記  作者: 曇より青空
第一章
4/13

3話「大男」

「か、帰るとこないって…?」


「そう。私、昨日ここに来たんだ。昨日は野宿したんだけど……」


「へ、へーそうだったの……い、いやでも、いいの?初対面の、しかも男の家で泊まるって……」


「なに?なんかやましいことでもするの?」


「い、いや決してそんなことは……」


「ふふっ、大丈夫だよ。君は、そんなことしないってわかってるから。」


「どうしてそう言い切れるの?」


「………勘!!」


「お、おう……」




帰り道。


いつもは一人なのに、見知らぬ少女がくっついてくる。ほんと、なんなんだろうこの子。


そして、家にたどり着いたとき、俺は目を見張った。


家が、半壊している。


まさか……!!


スィマニをその場において、ダッシュで家の中に入ると、リビングで一人の大男が部屋を壊していた。


「おいてめぇ!!俺の家になにしてんだ!!」


野太い声で、大男は答えた。


「あぁぁん?お前かぁ……!!この家の主は……!!さぁ、どこにある……!!」


「な、何がだ…!!」


「わかんねぇのかよ!!お前が持つ武器を貰いに来たんだよぉ!!!さぁ、早く出せ!!!どこにある!!!」


「……!なんで、それを……!!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ