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異世界奇想曲  作者: 入栖
第零章 序曲 - プロローグ -
28/44

けっせん だいだらぼっち 2

 ダイダラボッチは一回り太くなった腕を振り上げると、思い切り地面にたたきつける。そして相撲取りのように腰を落とすと、ドスドスと音を立てこちらに突進してきた。


 俺達はダイダラボッチの攻撃をよけるため散開する。ちなみにエリーゼは俺の後ろに逃げたようだ。

 ダイダラボッチは散開した俺らの中からツバメを狙って体の向きを変えると突進を続ける。

「拙者か! モテモテじゃのう!」


 ダイダラボッチは自身の片方の目玉を潰したツバメが許せなかったのだろう。

 俺やエルやエリーゼに目もくれず、一心不乱にツバメに体ごと突進する……かと俺は思っていたが、違った。ダイダラボッチは急ブレーキをかけ、大きく腕を振りかぶったのだ。


「えっ?」

 俺は思わず声を出してしまった。ダイダラボッチが何故ブレーキをかけたのかわからなかった。混乱した理由はそれだけじゃない。アイツはゲームではあんな動きをする事は無かった。ダメージを与えれば与えるほど突進攻撃だけになり、自ずから壁に突っ込んでダメージを受ける始末だったのだ。

 俺の頭に浮かんだ二つの疑問のうち一つ、ブレーキをかけた事はすぐに氷解した。


 ダイダラボッチの足元に知らばっていた小石や土が、ツバメに向かって飛んで行ったからだ。

「おい、ツバメ。急いで逃げろ。その攻撃目くらましも含まれてるぞ!」


 しかしその言葉は遅かった。土や石をもろに受けたツバメは、どうやら目に何かが入ってしまったのか、目元をおさえ俺の方向へ向かって走っていた。


 そしてダイダラボッチは移動するツバメに振りかぶった腕を突き出す。

 筋肉が膨張し一回り大きくなった腕、ガードの姿勢を取っていないツバメが食らったら一撃で倒されてしまうだろう。


 俺は急いでファイヤボールを放ち、横からダイダラボッチの腕に直撃させるも、ダイダラボッチにはなんら意味がなかった。何かしたのかと言わんばかりに、全く意に反すことなくツバメに向かって拳を突く。

 もう間に合わないかと思った瞬間、エルの叫び声がフロアに響いた。


「ツバメ、右に飛べっ!」

 ツバメはエルの言葉を聞いた瞬間、目をつぶったまま右に飛ぶ。そしてエルはツバメから見て右側からダイダラボッチの腕に向かって盾で突進した。


 ダイダラボッチの拳はギリギリのところで逸れて、地面にぶつかる。

 ツバメ達とその拳の距離はもはやメートルなんかじゃない。ほんの数センチ。彼女達のほんの数センチ横の地面に突き刺さった。


 俺は額に浮かんだ嫌な汗をぬぐう。本当にギリギリだ。エルの捨て身のような突進によってなんとか直撃は免れた。

 だが攻撃を防いだことで息をついている暇はない。ダイダラボッチの攻撃はまだ終わっていなかった。

 既にダイダラボッチは左腕を振りかぶっていたからだ。


 俺は急いで彼女達の元へ走りながら、魔法を発動させる。

 ダイダラボッチの左肩に大規模な爆発が起こる。それは俺が発動した炎魔法、エクスプローションだった。


 人間の腕は振りかぶっている際に、肩を前方から押されると、上手く腕を振ることができなくなる。俺はそれを利用してダイダラボッチの攻撃を止めようとした。

 しかし、ダイダラボッチは一瞬ひるんだだけでその攻撃は止まることは無かった。

 だがその一瞬のひるみだけで良かった。それと同時にエリーゼの放ったエアスラッシュが、ダイダラボッチの足に直撃したからだ。


 俺は小さく笑いが漏れる。ここに来てエリーゼがどんどんと成長していたからだ。

 この戦闘だけで彼女はどれだけ成長しただろうか。ワンテンポ遅れることは無くなり、最適最高最上の魔法を唱えてくれる彼女。

 思わず三つの最をプレゼントしてしまうくらい、今輝いている。

 もうソロ冒険者とはだれも言わないだろう。もしネタ以外で誰かが言うんだったら俺がぶん殴る。


 腕を一瞬止められバランスを崩したダイダラボッチが、今度は風によって足を取られる。

 結果、ダイダラボッチは踏ん張る事ができず、車が壁にぶつかるような衝突音を立てながら地面に尻もちをついた。


 俺はすぐに、顔を狙ってファイアボールを飛ばす。もちろんそれはダイダラボッチのダメージ的にはほとんど効果は無いだろう。しかもしっかり腕で防いでいいたのでダメージは皆無に近い。だが、目くらましには最適だった。


「どうやらボーナスステージは終わったみたいだな……!」

 稼いだ時間で後ろへ下がるエルとツバメ。

「すまぬ、皆助かったぞ!」

「ああ、気にするな。しっかし、なんだか脳筋にならないな……」

「うむ、あれはしっかり理性があるのう。まさか眼つぶしをしてくるとは思わんかったぞ」

「だよなあ……って、気をつけろ。次来るぞ」


 ダイダラボッチは立ち上がって腰を落とすと、またツバメに向かって突進してくる。俺は苦笑しながらツバメに言った。

「全くモテモテだな、ツバメ」

「拙者、たくましい男は嫌いじゃないが、2.5メートルを越える者は勘弁してほしいのう」


 ツバメは薙刀を下段に構えると小さく息を吸い込む。

「さて分かってると思うが俺達の後ろにはエリーゼだ。止め……」


 俺は『止めるぞ』と言おうとしたが、それはやめる。

「……無理だ、ツバメどうにかしてよけろよっ!」


 俺はダイダラボッチの行動を見て、急いで身をひるがえすとエリーゼの元へ走る。

 なんとダイダラボッチは今度はブレーキをかけることなく、ある地点で踏み切るとまるでヘッドスライディングするかのように俺達へ突撃してきたのだ。あんな何十トンはありそうな体を、俺とツバメが受け止められるわけがない。潰されて終わりだ。


「エリーゼ しっかりつかまってろ!」

 俺はエリーゼのもとまで走ると左手で抱きかかえる。するとエリーゼは俺の体に両腕を巻きつけ、ギュッと力を入れた。俺はエリーゼを抱きしめる腕に力を込めると、振り返ってダイダラボッチを見つめる。


 ツバメはエルの斬撃で一瞬浮いた腕の隙間をから、ダイダラボッチの攻撃を避けていた。しかしダイダラボッチの目の敵であるツバメが居なくなったところで、その勢いが止まることは無かった。

「車は急に止まれないって言うしな。ダイダラボッチも止まれない、か……」

 車と比較するのはさすがにボッチに失礼だろうか。迫りくるのは自らの血で赤く染まった拳、巨木のような腕、凸凹したジャガイモのような頭。

 新幹線や飛行機とかに例えた方がまだそれらしいかもしれない。


「ど、どうすんのよ?」

 心配そうに俺を見つめるエリーゼ。だけど安心してほしい、俺にはしっかりと考えがあるのだから。

「なぁに、こうするんだよ!」


 俺はそう言うと、その迫りくる巨体に向かって駆けだした。


「え、うぅ嘘! 何してんのよ!」

 彼女はそう言いながらもしっかり俺に抱きついている。本当に助かる、暴れられたら結構困っていただろう。


 俺と拳が直撃する瞬間、俺はエリーゼを抱えたままジャンプし、岩のような拳に向かって斧を振り下ろす。

 そこでアーツ爆砕弾を発動させる。

 直後ダイダラボッチの拳に爆発が起こり、その手が地面にたたきつけられる。そして俺とエリーゼはアーツを使った反動でダイダラボッチの腕とは逆、空中へと跳び上がった。


「あい、きゃん、ふらぁぁぁぁあああああい」

「き、きゃああああああああああああああああああああああ」

 エリーゼは悲鳴を上げながらも、俺にしっかりとしがみついていた。俺はダイダラボッチを飛び越えると、地面に着地し、エリーゼを解放する。足が少ししびれるが無理もない。跳び箱だったら数十段ぐらいは跳んだだろうから。


 

「ちょ、ちょ、ちょ! ちょっと、あんなことするんなら最初から言いなさいよ。し、死ぬかと思ったじゃない!」

「いやぁ、すまんねぇ」

「って、あんたね……ぜんっっっっぜん謝る気無いでしょう」

 俺は笑いながら話を変える。もちろんその通りだ。

「まぁまぁ、今はボッチだ、ボッチ」

 俺達はそんなやり取りをしながら後ろを振り返る。


 そこには肩で息をしながら、こちらを睨みつけるダイダラボッチの姿があった。既に片目は潰れ、腕や手はボロボロで、足にはいくつも大きな傷ができている。

 さすがにもう終焉は近いだろう。俺は大きく息を吸い込む。

「そろそろ終わりの様だな。ラストスパートだ、皆いくぞ!」


 

 俺がそう言うとエリーゼは顔を引き締め少し後退すると魔法を詠唱する。彼女の足元には直径2メートルほどの魔法陣が浮かび上がり、淡い青色に輝いた。



 ダイダラボッチは今度はストーカーまがいなほどツバメを狙っていたが、俺に心変わりしたのか、腕を振りかぶりながらこちらに向かって走ってくる。二股は感心しないぞ。


「カグヤ、あいつの攻撃は私に任せろ! ツバメ、エリーゼ、援護は要らない」

 エルはそう言ってダイダラボッチ前に立つ。ダイダラボッチは前に立ったエルに向かって拳を突き出した。


「盾が白く光り輝いてる……騎士系統で盾のアーツって言えば……鋼鉄の意思アイアンウィルか?」


 盾アーツ鋼鉄の意思アイアンウィル 騎士の盾スキルの中でも最上位のそれは一度発動するだけで、体の魔力と体力を大きく削られる。しかしその代わりに生み出される盾はまさに鉄壁で剣士系の盾アーツでも最上位に位置するだろう。


 だが、相手はあのダイダラボッチだ。たとえ使う技が鋼鉄の意思アイアンウィルでも、相手はバランスを崩した状態でないし、魔法で威力を削っているわけでもない。それどころか走って加速している状態の、あの拳を止められるのだろうか?


 動くべきか、動かざるべきか。俺は悩んでいると、エルはちらりとこちらを見て軽く笑う。

 そして剣を持った手で強く胸を叩いて前を向いた。


 そのエルの頼もしい姿を見た俺は、彼女の援護をする事をやめた。

 代わりに自分にあの魔法を使用する準備を始める。


 俺が魔法使用の準備をしていると、目の前にいたエルの盾が、白く光り輝く。


 やはり鋼鉄の意思アイアンウィルだ。彼女のその意思は力となって、その盾に宿る。盾の光は時間を追うごとに光が増して目視するのが難しくなるぐらいに輝いた。


 襲いかかるは10メートルある巨人の拳、対するにその巨人の指一本にしかならない、一人の華奢な女性。


 エルは進撃してくる巨人のそのいん石のような拳の真正面に仁王立ちし、エルの半分も無い盾、アーツによって白く光り輝くそれを構える。


 轟音。ダイダラボッチの加速した拳を振り抜いたことで、起った風が俺の横を通り抜ける。

 俺の目の前にはあの巨大な拳を、半分にも満たない体で受け止めるエルの姿があった。

 エルはあの衝撃を受けても微動だにしない。俺は一瞬あのボッチの攻撃は、それほど威力がなかったのではないか、と錯覚してしまった。だがそれは間違いだった。彼女の足元、その地面がまるでいん石が落ちたようにクレーターが出来上がっているからだ。


 彼女はダイダラボッチのその巨腕を、たった一人で受け止めたのだ。


 しかし安心していられなかった。ダイダラボッチはすぐに次の行動に移した。エルに攻撃をしながら反対の手で、エルを殴ろうとしたのである。たとえ彼女が鋼鉄の意思アイアンウィルを発動していたとしても、あの巨腕二つを防御するのは無理だろう。


「こっちの腕は任せるのじゃ!」


 ツバメはそう言うと体中に赤い光を纏う。その一瞬、俺は彼女の姿が別の人に入れ替わったのかのように錯覚した。


 それはあながち間違いではなかったのかもしれない。もちろん彼女自身はツバメでなんら変わってはいない、だけど彼女の纏うその赤い粒子が、溢れ出る魔力が先までのツバメとは比べ物にならないほど大きい。


「……『鬼化』、やはり使えたか」


 鬼族の固有スキル『鬼化』。攻撃、防御、速度、魔力、その他全能力を一時的に大幅強化するその技。鬼人族の必殺技と言っても過言ではないだろう。

 自身に鬼の血を巡らせ、肉体を超強化し最高まで高めるその技は、使用後は前進に刺すような痛みが訪れる。そのため連続使用は出来ない。ツバメはここが勝負どころだと踏んだのだ。


 ツバメは薙刀を上段に構え、迫りくるその拳をまつ。そしてツバメの攻撃範囲に入った瞬間、彼女の腕が一瞬消えた。


 多分ツバメは薙刀と刀のみが使えるアーツ『ハヤブサ』を試用したのだろう。実力者が使うと、あまりの速さにその腕と刃の軌跡は目でとらえることはできず、気が付いたら斬られている、なんて言われるほどの技だ。刀か薙刀スキルが600を超えないと使用できないはずだった。


 ハヤブサは迫りくるダイダラボッチの拳に直撃する。そしてその後地面にたたきつけられるような音が辺りに響く。

 地面にたたきつけられたのはもちろんツバメではなく、ダイダラボッチの腕だ。


「どれだけの馬鹿力だよ……」


 魔法の準備が終わった俺は、笑いながらゆっくりと駆けだす。

 ダイダラボッチは何かを感じ取ったのか、後退しようとしたその時、今度はエリーゼの魔法が発動した。


「逃がさない。あたし最高の魔法よ……。くらいなさい、メイルシュトローム!」


 『メイルシュトローム』、俺が選択しなかったハイウィザードの職にしか使えない水魔法だ。

 水魔法の中でも随一の攻撃力を持ち、更に範囲も結構広い。俺がゲーム時代には何度も何度もお世話になった技だった。

 もちろん使用するためには高い水魔法のスキルレベルが必要である。であるからエリーゼの水魔法スキルは相当なのだろう。


 ダイダラボッチは発生したその水流から逃れようと暴れるも、抜け出すことはできなかった。

 そう彼女達の連携でダイダラボッチは攻撃を受けられた上に、逃げ場をなくしてしまった。


「カグヤ殿 決めどころでござる」

「かぐやあぁあっぁぁぁあ! いっきなさい!」

「カグヤ! 後は任せたぞ」


 一撃でももろに食らってしまえば、死んでしまうかもしれないのに全く引くことのない盾が、圧倒的存在に向かって真正面から斬りつけ勝利する薙刀が、そして俺が何も言わずとも使われる回復、援護、攻撃魔法が。それらすべてが調和して一つの巨大な力になっていた。

 そしてその巨大な力は、今、あのダイダラボッチを圧倒している。


 エルとツバメとエリーゼ。彼女達三人と一緒ならたとえどんな強敵が現れようとも、一切負ける気はしなかった。


 さあ、ここからは俺の番だ。ここまで三人にお膳立てしてもらったんだ。ここで決めよう。終わらせるんだこの戦いを。いま、この瞬間が、あの魔法の使い時だろう。ここで使わなかったらいつ使うんだ。

 俺は皆に守ってもらう事で準備できた魔法を使用する。


「行くぞっ! クイックタイム、オーバードライブ!」

 クイックタイムとオーバードライブの影響で音が、光が、敵味方の動きが、時間すべてがまるでスローモーションのように、ゆっくりと動く。


 俺は強化された足を動かし、エルの横を通り過ぎると、ダイダラボッチの突き出していた腕に飛び乗った。

「うぉぉおおおおおおおおおお」


 そしてその凸凹した腕を駆けのぼる。近づいてくるダイダラボッチのジャガイモの顔。

 そして俺は残っているあの目に向かってヘイストダガーを思い切り突き刺した。

「GYaaaaaaaaAAA」

 響く叫び声。俺はそれを無視し、間髪いれずに斧をダイダラボッチの頭に向かって振り下ろすと、爆砕弾を発動させる。

 オーバードライブで強化された爆砕陣は、今日一番の爆音と閃光をおこし、衝撃をダイダラボッチにあたえた。


「まだだ、まだ終わりじゃない!」


 俺は爆砕弾の反動で後ろへ飛ぶと、そのままノータイムで発動できる火球をいくつもいくつも生み出した。


「燃えろ……!」

 アインス、ツヴァイ、ドライ、フィア、フュンフ、ゼックス、ズィーベン、アハト、ノイン、ツェーン。

 増え続ける火球。だけど、まだだ。まだ、足りない!

 エルフ、ツヴェルフ、ドライ・ツェーン、フィア・ツェーン、フュンフ・ツェーン、ゼヒ・ツェーン、ズィプ・ツェーン、アハ・ツェーン、ノイン・ツェーン。


 俺が出せたの火球はそこまでだった。だが十分だろう。発動した火球を、俺はすべてダイダラボッチの顔めがけて射出する。一つ一つは威力それほどでもないが、その数によって、まるで上級魔法のような威力になるはずだ。


 しかも無詠唱でタメの時間すらない。そう、一瞬だ。一瞬で19個の火球が生み出され、そしてダイダラボッチへ飛来していく。


「燃え尽きろ! ファイアボール・ノインツェーン」


 すべての火球がダイダラボッチの頭に同時に衝突する。そしてダイダラボッチの顔が膨れたかと思うと、まるで花火のように爆発した。


 俺は両足で地面に着地すると、クイックタイム、オーバードライブの効果を切る。そして煙が立ち上るダイダラボッチを睨みつけた。


 頭が真っ黒になったダイダラボッチ。立っていられたのはほんの数秒ほどだった。やがてその巨体はゆっくりと傾き後ろに倒れる。

 そして奴が倒れた瞬間、ドスンと言う音がフロア中に響くのと同時に、俺の体の奥底から力がみなぎってきた。



 いつぶりの感覚だろうか。LVアップだ。


 

 とそこに俺の体にドスンと小さな衝撃が襲う。それは飛びついて来たツバメだった。いやツバメだけじゃない。更に後ろからエルが、エリーゼが俺に向かって飛びついてくる。

 俺は残りの二人も受け止めると、エル、ツバメ、エリーゼ3人と抱き合いながら勝利を喜んだ。 

 



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