隅田川(200文字小説)
青、赤、緑、紫、オレンジ…。
「何色が好き?」
土手に寝転がっている彼が聞く。
最近の花火は本当にカラフルだ。
だけど、私はシンプルな花火は好き。
真ん丸で大きく広がる尺玉みたいなやつ。
「白」
「白?なんだ、それ…」
「いいの!」
「まっ、いいか」
花火は好きだけど、私は彼が一番好き。
ふーん…。
白ねぇ…。
お前らしいな!
どんなに綺麗な花火より、俺はお前がいちばん綺麗だと思うよ。
「ねえ!」
二人同時に口にした。
「好き!」
青、赤、緑、紫、オレンジ…。
「何色が好き?」
土手に寝転がっている彼が聞く。
最近の花火は本当にカラフルだ。
だけど、私はシンプルな花火は好き。
真ん丸で大きく広がる尺玉みたいなやつ。
「白」
「白?なんだ、それ…」
「いいの!」
「まっ、いいか」
花火は好きだけど、私は彼が一番好き。
ふーん…。
白ねぇ…。
お前らしいな!
どんなに綺麗な花火より、俺はお前がいちばん綺麗だと思うよ。
「ねえ!」
二人同時に口にした。
「好き!」
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