表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
HEAVEN GATE  作者: RIO
7/28

第7話!!

「ヘブン・ゲート?」

聞きなれない単語を口にする。

セナの方を見るとこちらも分からないと首を振る。

変な知識はあるくせにこんなことは役に立たない。

まっ、それがセナらしいと言えばらしいが。


「で、どうするんだ?この依頼」

そんな私の考えを見抜いてかそうでないかは分からないが、セナの声が私の思考を遮る。

「どうするもなにも、こんな訳の分からない手紙一つじゃね~、お金もないみたいだし」

「あるみたいだぜ、お金」

「えっ?」

お金があるという事実にも驚いた私だったがその金額にはさらに脅かされた。

封筒からセナの手へと転がり出るコイン、その鈍い輝きが目に入り込む。

「ごっ、五百円!?」

「そう、五百円」

正直ドン引きするほど少ない金額だ。

よくこれで仕事を頼もうと思ったもんだ。

「けれど確かに金は払われた」

ものすごくいいタイミングで言葉を返してくるセナ。

コイツは私の心の中が読めるのだろうか?

そう思い顔が少し引きつる。

「確かにお金はもらったけどいくらなんでもこれは少なすぎでしょ。こっちも慈善事業でやってるわけじゃないんだから」

「似たようなもんだと思うけど・・・それにこの店金の指定なんて書いてないじゃないか。ならこの五百円でも文句は言えないだろう」

「それを言われると・・・」

う~、確かにめんどくさがってお金の指定をしなかったのはマズったかな~?

だとしてもこんな仕事を受けろだなんてセナは少し真面目すぎなんじゃないだろうか?

やる気なセナには悪いがどうも気乗りしない、なんとか逃げ出す道を考えなくては。

「そっ、そう言うけどさ~、セナは知ってるの?」

「なにを?」

「だからヘブン・ゲートがなんなのかを」

「・・・・」

よしよし、何も答えないということはセナも本当に知らないということだろう、ならここから攻めるか。

「ほら、私もセナも分からないんじゃどうしようもないでしょ?だからここは、この依頼はなかったことに・・・」

「都市伝説」

私が言い終えるまえにポツリと無感情な美しい声が割り込む。

その聞き覚えのある声に。私とセナが同時に振り返る。

「セレナちゃん!!」

そこには白い髪に灰色の瞳、そして白いジャージを着たセレナちゃんが立っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ