第24話!!
今回、少しエロいです。
ここは町はずれの温泉、月夜のきれいな夜、少年ユウことユリウス・スレンダルトは本日二度目の温泉に浸かっていた。
湯煙は空へと立ち上り月夜に映る雲に溶け込んでいるように感じられる。
なんとも風流だ。
周囲にほのかに広がる硫黄の臭いとこの温かなお湯は本来は体を癒す効能があるのだろう。
けれど今の僕は温泉により体を癒されることもなく、優雅に景色を楽しむ余裕もない。
心臓は張り裂けるほど高鳴り、呼吸も不規則になってきている。
もうこれじゃ重病人のようだ、僕がこんな状態になっている原因がやってきた。
「ふぁ~。やっぱ温泉はいいねー気持ちいい!!」
後方から響き渡る若い女の声は真理さんのものだ、そして声は聞こえてきていないけどセナさんも間違いなく入ってきているはず。
ぼ、僕と同じこの温泉に。
くそ~!何で温泉に入ってこんなに緊張しなきゃならないんだろう?
って!なんか気配がすぐ後ろまで迫ってきていますけど!?
「ちょっとアンタ、さっきからなにビクビクしてるわけ?見てて見苦しいんですけど」
「ひゃ!」
真理さんの細い指が僕の肩に触れた同時になんともみっともない声がでてしまった。
「プっ!なんて声出してんのよ。アンタまさか私たちに欲情でもしてるの~」
久方ぶりに聞く真理さんの意地の悪い声、どうやら彼女のドSスイッチが起動してしまったらしい。
「欲情なんかしてません!してませんけど、やっぱり男女でお風呂なんておかしいじゃないですか。いくら種族が違うっていっても二人とも外見は何も変わらないわけだし。そもそも何でこんなこと」
縮めこんだ身とは正反対にひときわ大きな声で叫ぶユウ。
まだ十四歳の彼にとってこの状態は天国というよりもはや地獄である。
極度の緊張と羞恥心に振るえる哀れな体は見事にそれを物語っていた。
しかし、そんなユウの状態を見て真理はますます面白がりさらに体をユウへと押し付けてきた。
細い指で背中をなぞり、その豊かな胸をゆっくりとくっつける。
「ハッ!ンッ!!」
今まで感じたことのない柔らかな女体の感触がユウを襲う。
「なんでって言ったじゃん。アンタを守るためだって」
「守るってなんでそこまで」
「ハァ~それ聞く。そんなのアンタが仲間だからに決まってるじゃん」
当たり前のようにそう言ってくれた真理さん。
正直少し感動した、こんな場所じゃなければもっと感動できただろうに・・・。
「でもなんで?僕を家に置いてきたほうがよかったんじゃないですか?わざわざこんな戦場になるところに連れてこなくても」
そうさ、家にいるほうが安全だろうにどうして?
「それは簡単なことさ、家にいるよりここの方が安全それだけのこと」
少し離れた位置から聞こえてくるのはセナさんの声。
「どうゆうことです?何で家の方が危険?」
そこでユウの脳裏に一人の人物がよぎる。
いるじゃないか、もう一人あの家には同居人が。
「察しがついたか?セレナは私たちとは違う、だからお前ともなるべく接する機会がないようにしてたんだ」
「そんな、危ないって家族でしょ?なのに・・・」
「もう!ぐずぐず言わない!アンタは私たちの言うとおりにしてればいいの!!あと、私たちは家族じゃなくて仲間ね。そこんとこ理解しとかないと・・・」
と、何を思ったのかおもむろにユウの股間へと手を伸ばしてくる真理そして、
「こうだ!!」
と叫んだかと思うとユウのアレをおもむろに撫でまわすのであった。
「ヒィーーーー!!!??!!」
絶叫を上げ反射的に立ち上がり振り返ったユウの目に飛び込んできたのは一糸纏わぬ裸のセナと真理の姿。
二人とも湯につからぬよう髪は上げており、浴衣の時と同様にいつもと違った印象を受けた。
セナは真理とユウより少し離れた場所におり、湯気のせいもありユウの目にはあまり大部分は入ってこなかったが、それでもその細い割には女らしく丸み帯びた美しい体とCカップはあるだろうと思われる美しい美乳は見て取れた。
そして問題の真理は、目の前にいたせいで細部まで丸見えの状態であった。
セナよりも女性らしく成長している体、ウエストは細く無駄な肉などまるでついていない。
けれど胸だけは見事に成長しきっておりFはあるだろう。
そんな過激な姿が十四歳の少年の前で炸裂してしまったのだった。
あまりの衝撃に全身が硬直してしまったユウに対して真理は今目の前にあるそれを見てニンマリと笑い。
「へぇ~。ユウって意外と大きいね」
なんてことを言ってのけてしまった。
それがスイッチになったのだろう。
「なっ、ななな!あっ~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!」
再び絶叫したかと思うと、ユウは顔を真っ赤にし、温泉から走り逃げてしまった。
そんなユウの情けない姿を見て真理はケラケラ笑いだす。
「あ~お腹痛い。見た今の反応、最高ね!!」
「真理少しやりすぎだ。お前のせいで探しに出かけなくちゃならなくなっただろうが」
「ああ、その辺は別にいいんじゃない?どうやら優秀な護衛がついていったみたいだし」
笑いすぎで流れた涙を拭いながら、呼吸を落ち着ける真理。
「じゃあ、奴が?」
「ええ、さっき到着したって連絡が来た」
「そうか、なら・・・」
「戦争も近いし、もう少しのんびりしようよ」
「そうだな」
それだけ話すと二人の美女は今度は静かに湯につかるのであった。
突然ですがHEAVEN GATEは今回の話をもって一時更新を停止します。
次回の更新はencounter終了後となります。
ご了承ください。




