第2話!!
「どうした真理?私は話があるといったんだけど?」
その場を動こうとしない私にセナが問いかける。
私だって動きたい、これ以上セナを怒らせるべきではないことは分かってはいるのだが、これだけは言っておかなければ!!
「あの~セナさん誠に恐縮なのですが、私先ほどこの猛暑の中を走って帰ってきたため汗まみれなんですよ・・・」
「へぇ~、それで?」
「えっと、できることなら話の前にお風呂に入らせてもらえれば幸いなんですが・・・駄目ですか?」
「・・・・」
くっ~やっぱ無理かな?
このクソ鬼にそんな情あるわけ・・・
「・・・わかった。なら早く風呂に入ってこい」
「!!いいの?」
「へんな奴だな、自分から入りたいって言ったくせに」
「それは、そうだけど。アンタが私の言い分を聞くなんてどうゆう風の吹き回し?」
少しは私のことも認めるきになったのかしら?
少しばかりそんな期待で胸を弾ませる。
「別に。ただ汗臭いお前と同じ部屋に居たくないだけだ」
冷たく告げるセナ。
ああ、そうだった。
さっき、自分でも言ってたじゃないか、コイツに情なんてあるわけないと。
「・・・・」
「なんだ、またすねてるのか?」
「五月蠅いわね!私のハートは今ボロボロなの!!よく仲間に対してそんなこと言えるわねアンタ。何時か死ぬわよ私がストレスで!」
「そんなたまか、お前が」
フッと笑いまるで私のことなど考えてないセナ。
うう、こんなにけなされてなんてかわいそうなヤツなんだ私は。
「こうなったらセレナちゃんに癒してもらうしかない!!」
玄関に突っ込んだ時のスピードを軽く凌駕する速度でセレナちゃんの部屋へ向かう私。
フハハ、このスピードならさすがのセナもとめることは不可能だろう。
部屋のドアノブに手をかける、フフ。いざ楽園へー。
ガチャ。
開かれる楽園の扉その先に待ってたのは無人の部屋だった。
「ああ、言い忘れってたけどセレナ、時雨に呼び出されてていないぞ」
フンと笑うセナ。
ああこいつ絶対確信犯だ。
「ほら、騒いでないでさっさっと風呂にいきな」
「・・・・」
セレナちゃんとゆう唯一の希望を失った私は力なく浴室へと向かって行った。




