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二話 裏

これ友達との合作です

「う、、、あ、朝か」


黒ずんだ空を見て僕、霊夜は目覚めた

空が明るかったことなんて一度もない


「支度しないとな、、、」


そういってベッドからおりた僕は支度を始める



///


「おはよう」


家から少し離れた場所そこがいつもの集合場所だ


「よっ」


いまあいさつを交わしたのが黒魔、この三人のムードメーカー的な立ち位置だ

ただ彼の言うジョークはたいていつまらないのが落ちだ


「、、、おはよう」


いま返答したのが宵桜、いつもあまり感情を表に出さなく大人しい

いつもこの場所に集まって学校に行くのが習慣となっている


「いやー学校ってめんどくさいなー」


「ほんとにそれ!」


黒魔と学校に対する愚痴を交わしながら歩いていると


「う、うわあああああああ」


路地裏から悲鳴が聞こえた


「何だ?」


黒魔が反応しつい気になってしまった俺は


「見に行くか」


そう、うかつに近づいてしまった

そして


「なっ、、、!」


人が血だまりに倒れていた

そのそばには黒い服を身にまとった男がいた

微かに息が残っている

男はそれに気づきその男の首に刀を突き刺した


「なんだ、そんなことか、いこーぜ」


黒魔は興味をなくしたようにそういった


「は、、、?お前、人が、、、殺されてるんだぞ」


僕は勢いのまま黒魔につかみかかろうとした

けど


「人じゃないよ」


黒服の男がそう言った


「これは異界人(アナザー)、僕らにとって害をなす存在だよ」


「霊夜、お前今まで見たことないのか?」


僕らの住んでいる世界とは違う

別の世界に住んでいるもの

それが異界人

、、、確かに小学校や中学校で習いはしたが、、、、

実際に見たのは初めてだった


「君たち、登校中だろう?早くいかないと遅れちゃうよ」


「、、、、行くよ」


宵桜の言葉でハッとした

見るともう歩き出していた


「おい、、、お前は見たこと、、あるのか?、、、何とも思わないのか?」


少しの間の後


「、、、当たり前でしょ」


そういうものなのか、、、?

だが宵桜の言葉に俺は原因不明の恐怖を感じた


「いってらっしゃい」


黒服の男に見送られながら俺たちは学校に行った


///


学校が終わった

一日中僕は今日起こったことについて考えてた

なんにしろこんなこと初めてだったのだ

普通なら遭遇するのが当たり前なのだろう

殺される前に殺す

それが当たり前の世界なのだから

そんなもやもやを抱えながら帰る途中

路地裏からまた物音が聞こえた


「なんだ、、、?」


また朝と同じ景色を目にするのか?

そんな恐怖を抱えながらそこを除いた


「、、、ここどこだ?」


異界人だった

しかも生きている


「、、、は?」


///


今日も学校が終わった

いつも私はさっさと支度をして家に帰る

、、、、、

少し今日朝にあったことを考えてしまった

それのせいであの光景を思い出してしまう

今でも脳裏に焼き付いている

そんなことを忘れようとしながら家の扉を開けた


「、、、ただいま、○○○」


目の前にいるそいつに言った


「おかえり、宵桜」


大事なことなのでもう一度

これ友達との合作です

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