表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/49

4月15日 都会の本屋

 私はやり遂げた。三度目の正直で本屋に行ったのである。


 今日もまた昼頃起きてしまった残念な私であったが、今月一番の力を振り絞り、外に繰り出したのである。まあ外に出てさえしまえば、自分は何をグダグダしていたのだろうと思うほど日差しもちょうどよく、風も心地よかった。


 目指す本屋は、我が家から徒歩20分のところにある、自分の住む周辺では一番大きい店だ。都会の大きな本屋ということは、さぞかし広く、ない本がないような物凄いスケールのものなんだろうと田舎者は考えて、もう本当にドキドキワクワクしながら向かったわけである。


 しかし到着してびっくりである。これなら実家の近くの本屋の方が大きいではないか。この大きさは地元であったらそこそこの大きさの本屋だ。もう拍子抜けだ。もちろん本屋は本屋であるから、目当ての本は買えたし店内を歩くのも楽しかったのだが、もっとまわりきれないような店を想像ので正直「これだけ?」というのが感想だ。やはり田舎は土地だけはあるというのは本当なのかと初めて思った瞬間であった。


 帰りは本屋のすぐ近くのスーパーによって帰った。普通に帰ればもちろん20分で帰れたはずなのだが、がっつり道に迷って1時間もかかってしまった。太い道は全部同じに見えるし、細い道もたくさんあるしもう大変だった。


 充実した1日ではあったが、都会の洗礼を受けたような気がした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ