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5月1日 良き日

 今日は大変良い日である。まず1日だ。最初の日というのはとてもワクワクする。特に理由はないけれど、昨日までとは全く違う新しい日々が始まる予感がする。残念ながらその予感はあまり当たらないが。

 

 次に今日は令和になって1周年だそうだ。まぁ「へぇ、それで?」と言われれば、それまでの話なのだが記念日ってのが私は割と好きだ。記念日を祝ったりするのは心底面倒なので普段通り過ごすだけだけれど、いつもと違う特別な日だと意識するだけでちょっと楽しい気分になれる。我ながらオメデタイ頭である。


 さらに今日は八十八夜らしい。八十八夜なんて『夏もちーかづく、はーちじゅうはちや♪』とあんまり意味も分からず小学校で歌った覚えしかないので、それ自体は上の2つほど嬉しくはない。何が嬉しいかというと、この八十八夜にあわせて最近好きになったバンドが新曲を出してくれたことだ。これはもう八十八夜に感謝である。ついでに小学校の音楽の先生が「八十八夜はお茶農家さんに感謝しよう」と言っていたのでお茶農家さんにも感謝である。我が家にお茶の葉なんて風情のあるものはなかったので、ペットボトルのお茶を飲みつつ新曲をきいた。


 そして最後に、本日5月1日は、住野よる先生の著書『麦本三歩の好きなもの』の主人公、麦本三歩ちゃんの誕生日だそうだ。めでたい。おめでとうございます。本来であれば、ブルボンのお菓子を大量に購入し、散歩ちゃんの活躍を読み返しながら祝いたいところだが、金欠なのでブルボン大量購入は諦めた。三歩ちゃんは安定に可愛かった。単行本になっている文だとファンサの話が一番好きだ。是非読んでみてほしい。


 こんなにイベントがある今日は大変素晴らしい日だった。でも私よ、よく考えろ。今日私がやったことといえば、本を読んで、音楽を聴いて、お茶を飲んだだけではないか?いつもとあまり変わってなくないか?


 結局気の持ちようだということが分かった1日だった。

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