4月20日 音楽2
サンボマスターがカッコいい。もちろん、有名なバンドだしCMなどでもよく耳にするから全く知らなかったわけではないのだが、改めて聴くと本当にヤバイ。カッコいい。
最近の自分の生活といえば、寝る、食べる、買い物に行く、この日記を書く、ごく稀に勉強するという少ない要素で成り立っており味気ない。日記もどんどん中身がなくなってきて読んでくださった方には大変申し訳なく思う。
そんな日々を少しでも色づいたものにしようと思い、最近は本を読んだり音楽を聴いたりする時間を増やしている。以前も書いたが、さくらももこ先生の本を読んだり、ゆらゆら帝国を聴いたりしているのだ。その一環で昨日はサンボマスターを聴いたわけだが、久しぶりに雷に打たれたような衝撃を受けた。聴いているだけで泣けてきた。
別に毎日が不安で、毎日が苦しくて仕方がないというわけではない。面白いものをみれば笑うし、何か発見すれば嬉しい気持ちになる。おいしいものを食べれば幸せだし、嫌なことがあっても、明日はいい日になるだろうと漠然と思っている。
ただ少し自信がないのだ。毎日嫌なこともあるけど何となく幸せで、何となく一生懸命生きられている気がしているけれど、本当にこれであっているのだろうかと思う。正解などないことは私だって重々承知している。ただ、自分の努力は世間の努力の範疇ではなくて周りはもっと努力して幸せや夢を掴もうとしているのではないか、自分はこのまま取り残されるのではないかと考えてしまう。それは私にとって本当に恐ろしいことなのだ。
音楽や本は私のそういう恐怖を和らげて、私を支えてくれる。昨日であったサンボの曲は特にそうだった。声も、歌詞も、メロディーも全てが私を押し上げてくれるような感覚があった。一人暮らしになってますます取り残される恐怖というのは増している。それでもまだ一人で立って頑張れる、そう思わせてくれる曲だ。もっと早くに出会いたかったが、今出会えただけで感謝だ。
今日調べたらまだとれるライブのチケットがあったので早速とった。きっとライブまでに楽しいことも辛いこともたくさんあるが、ライブを楽しみに私は頑張れるはずだ。明日も明後日もサンボの曲を聴きながら自分なりに進んでゆこうと強く思う。