表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/21

街かできちゃった

二つの種族が共に暮らす街ができました。

虎人族との闘いの数日後、虎人族は一族郎党を引き連れハーフエルフの村にやってきた。僕が両方の主となったためだ。「うわ~、ずいぶん人数が増えちゃったなあ」元々50人ぐらいの村が200人程の村になっているのだ、規模がちがう。そこで俺はそれぞれに役割をつけ、虎人族の元長のオルガとハーフエルフの新しい長になったサクラを区長とし、村を中心の道沿いに左右に分けハーフエルフと虎人族を分けた街つくりを始めた。そして、眼のいいハーフエルフには高台からの見張りを、力のある虎人族には周囲の警備と食料採取の護衛をまかせた。ニーナとヘルミナさんには俺のアドバイザーみたいな立場になってもらっている。

優菜はって言うと、俺の奥さんで俺の中にいるって事を話すと驚くほど素直に受け入れた。「だって、あんなふうに2人が入れ替わるの見たら疑うはずないじゃん」ニーナが笑いながら「でも、エルフや虎人族の女に手を出したりしたら・・・・チクるからね・・・ウフフ」

「ニーナお願いね・・・ウフフ」おい!2人とも話ができるからってよからぬ話は辞めて・・・俺は浮気なんてやるわけ・・・ない・・・だろ、ははは。


ここでオルガの紹介をしよう。虎人族は元々女が強く長も女。だからオルガも女である。体つきはボディビルダーのような筋肉質だが、そこそこ胸もあって顔は鋭い金色の猫目の人間ぽい顔に猫耳。黒のタンクトップに黒のハーフパンツ、最後は細長い尻尾という姿でショートカットの髪と尻尾は黄色である。


そして双方が協力することで、村の周りに囲いができ、家も建って村っぽくなってきた。

「ねえ、ニーナ私たちの服どうにかならないかなあ?・・だって、身体私になった時可愛くないし」優菜がニーナに相談してる「ちょっとまってよ。俺、スカートなんて履かないからな!」当然の反対である。

「魔法で服まで変わればいいけど、そんなのはないしなあ」ニーナが考えていると、ヘルミナさんが思いついたように「オルガさんのようなシャツに私のようなパンツならいいんじゃない?っと提案する。要はタンクトップにジーンズってことだ。たしかに、それだと男も女も関係ないかも。「いいんじゃないかな。」俺は同意して「シャツの色って色々あるのか?」ってヘルミナさんに聞くと「今は赤、青、白があるね」との返事に優菜が「じゃ・・青で・・」といい結局は青のタンクトップに赤のジーンズってスタイルになった、

これで後は村のルール作りと衣類や生活用具の作成方法と農地開発をしなければならないなあ。


このとき俺は、ここには魔族も魔物も人間もそして天使もいるってことを忘れていた。


街を発展させたいけど天使どもや周囲の種族の動向が気になりますね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ