一日目 昼
これだけ頑張っても2000文字の壁は超えないっと
泣きたくなりますね。
「いやッ!ちょっと即無言でドア閉めるとかどういう事よ!」
「いやいや何もクソもあるか!久しぶりにあったら即娘預かれとか、アンタどういう精神してんの!?」
「大事な大事な姉の頼みなんだから受け入れなさいよ!」
「俺は大変なの、貧乏学生なの、明日を生きるのも苦労するんだよ!、だ・か・ら 二人で暮らせとか無理無理」
「・・・・・」
お、諦めてくれるか。
「そっか、生活費に困ってるなら私が出せばいいのよッ!」
馬鹿じゃないの俺の姉?
え何考えてんの?まったく理解不能なんですけど。
「ていうか旦那さんはどうしたんだよ!」
「別れた」
「ッヘ!?、つ、つかぬ事をお伺いしますがいつ?」
「十一年前、子供が生まれて一年たったら急に態度が変わって手のつけられない暴君になったのよ」
えーー、そんなの聞いてないよ。
「だ、だけど他にもあてあるじゃん、なんで俺なんだよ」
ほら、母さんとかさ親父とか、
「頼みにいったけど翔がいいだろうって事になって、結局アンタの所来たのよ。」
「( ゜Д゜)・・・・・・」
裏切り物いや、逆賊が絶対次あったらぶっ潰す、実の息子、それも貧乏学生の所を勧めるってどんな性格してるんだよ。」
「ていう、わけで、大体一ヶ月ぐらいしたら又来るから、seeyou('ω')ノ」
そういい俺に甥っ娘を押し付けダッシュで逃亡していく姉
「・・・・え、っておいこらぁああああああああ」
もう姉貴は見えませんでした。
俺にどうやれと?
「・・・・・・・」
数秒の放心状態から回復して声をかける、そう犯罪集プンプンの声を
「あ、まぁ、うん家上がる?」
コクリと甥っ娘が頷き家に上げる
そうして俺達の同僚生活一ヶ月間、とてもきまずい一日目が始まった
■■■
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・」
どうしよう、凄い気まずい、ま、まずちょっと聞かなきゃならない事きいとかなきゃな。
「え、えーと学校とかそういう関係大丈夫?」
「・・あ、そんなこと、です?別に大丈夫だ、です、変な気を使いやがるな、です」
ファ!?、えーとあれ、おかしいな、俺の耳がおかしいのかな
「なにか、いいやがれ、です。」
「・・・・・」
「ッハ(; ・`д・´) 、あごめんごめん、その、喋り方で最後に「です」つけてるのって何でかな?。
「お母さんに丁寧に話せや、と説教を受けたから、です。」
速報 甥っ娘のキャラが濃すぎる件
ていうか、教育しっかりしてください姉貴。嫌うんさすがにこれはないでしょう。 どこの日本語を適格に間違えてくる外国人ですか!?
「あ、うん、そっか、ままず座って座って。」
我が城のユウイツに部屋に座らせる。
え?あはい、六畳間ですがなにか?( ゜Д゜)
ええそうですよ貧乏ですよ、来月の家賃とか結構心配なぐらい貧乏ですが?。
「えーと自己紹介しておこうか、俺は姉貴の弟のカケル、好きなように呼んでいいよ。」
あー懐かしい中学校とか、「かっけ」、とか、「かけちゃん」、とか、「かけるちゃん」とか呼ばれてたな、ていうか「かけるちゃん」だけは辞めてほしかったな。むず痒くてしかた無かったし。
「ん、ならカケルって呼んでやる、です。」
「お、おう」
最後は良いんだけどその前ですべて台無しにしてるよこの子
「私は、葵です、特別に呼ばせてやる、です」
「ハハーお代官様ー」
「・・・・・」
や、やめてその冷ややかな目線をどうか辞めて。け、けっして俺が時代劇ファンじゃないんだからね、勘違いしないでしょねッ!
「ま、まぁ、うん不安な事もあると思うけどこれからよろしく。」
「ふにゃ!?お、おう、です。」
ああこの子不意打ち苦手な子かぁ、可愛い顔赤くして俯いちゃってるよ。もう小動物かってんだアナタ様は!
「んじゃあ少し遅いけど昼飯にしますか。ちょっと昨日期間限定で奮発して買った300円セールの弁当食べる?」
「あたりまえだろ、です。」
「了解、了解」
本当にスーパーに在ってよかった昨日期間限定300円弁当、そして二つ買うと550円
あぁ本当にセールってすばらすぃ( *´艸`)
「顔がにやけて、気持ち悪いぞ、です。」
「!?ああ、ごめんごめん」
しまった顔に出てしまっていたか。
まぁ、いいや(*´з`)
レンジでチン~??、音が鳴ったらおいしくできる~??
ていうか歌唱力の無さが現実にまで反映しなくたって良いとお兄さん思うんだ。
2分後
チ~ン!
「お出来たな。えーとかつ丼と牛丼どっち食べる?」
「かつ丼がいいに決まってるだろうが、です。」
はは、こういう所姉貴に似てるんだよなぁ、姉貴もかつ丼大好きでしたからね、血は争えないってやつかな。
「んじゃ」
「「いただきます」」
こうして俺達の一日目が始まった。
ではまた