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Ingen historia av namne<<名前のない物語>>vol.1  作者: リナ
6章 再会
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Jag hatar motståndare<<嫌な奴ら>>

Jag(ジョグ) hatar(ホター) motst(モスト)åndare(アーダラー)


「や、No.22(チュブトーヴァ)。久しぶりだね。ヴィットだっけ?禁止された名前を使うか。何というかきみらしいな。それときみがキライかな?」

「…なんで…お前がここに…」

「お前だなんて、ああ。きみには今日、ようはない。なあキライ、お前俺の部下になれ。」


 そう言うとヴィットは空に舞い飛ばされる。


「……ヴィット!!……なにいってるんですか?断わりします。」


 キライはフェンリルから降りて双刃刀を構える。


「ああ、これはお願いじゃない。命令。なってくれじゃなくなれ。わかる。言葉通じてる?」

「……おい、小僧。貴様か?」

「……なんだ、犬。俺?全く言語をしゃべれるのはいいが、ちゃんとわかるように喋れよ?」

「貴様が!俺の眷属を仕向けたのか!!」

「ん?……ああ。部下にはやられせたが?それが?おい!魔獣師!呼ばれてんぞ!!」


 ガサガサと音を立てて子供が現れる。

「なーに?おーさま!僕呼ばれたの?……あと失敗作が飛んできたよ?どうしたの?」

「失敗作?ああ、No.22(チュブトーヴァ)か、俺が飛ばしたからな。あの犬がなんかな?」

「そか。犬?……おお!犬!なーに?なんかよう?わんちゃん。お手?ほらお手。わかんないの?」

「貴様ら!!」

 フェンリルが身を低く構える。

 その時空から氷柱が降り注ぐ。

「…フェンリル…挑発に乗らない…」

「小娘!貴様!何をする!?」

「落ち着いて。フェンリル。ヴィットが無意味にこんなことするわけないよ?」

「…あいつ…魔獣を…操る…」

「で?」

「…神獣にも…届き得る…」

「だまれ、小娘!!お前らに眷属の何が!!俺がこの手で!!」

「落ち着け!フェンリル。僕がやる。……それじゃダメか!?」

 息を荒くしていたが息を整える。

「……いいだろう。」

「失敗作ぅ。ネタばらしはひどいよー……あれ?今の魔法?失敗作!魔法使えるようになったの?ね?今のもう一回見せてよ!失敗作の魔法もう一回みてみたい!今のしか使えないの?他にもいけるの?」

「…いい…?…私は…ヴィット…失敗作ってよぶな…」

「ヴィットね?お前の認識記号はNo.22(チュブトーヴァ)だろ?名前(・・)はいらない記号(・・)だけ。」

 ため息をついて二人を睨み付け、不機嫌そうに頭をかいてキライとフェンリルと話す。

「…無視して…キライ…きみは下がってて…今はまだ敵わない…」

「退け小娘。俺が援護する。近寄らなければいいのだろ?」

「…わかった…気は乗らない…けど私は…あいつだね…シュー…おいで…」



 ヴィットは呼吸を整えて敵の正面に立つ。

「…なんのつもり…?…」

「お前に用はないって言わなかったか?それとも仲間に入れてほしいか?そう言えよ。」

「…キライに何の用…」

「俺が伝える義理はあるの?」

「…ない…でもね…意地でも…」

「面倒だな。あいつだけ片つけるつもりだったんだがな?なぁ……まぁ、いいだろう。」

 やれやれといった素振りを見せ説明を始める。

「あいつはな、ある国、王族の生き残りだ。俺はその血が必要だったんだ。だからなあいつを殺して手に入れようかと思ったんだよ。でもな、神殺しの天狼と契約するなんて、そんな資質があんなら殺すのは勿体ないだろ?だからさっきの命令だ。」

「…血…ね…」

「わかったろう?あいつの命を無理矢理持って行く前に説得してきてくんね?俺としては血があれば問題ないから生死は問わない。わかるな?」

「…血が必要な意味は…?…」

「国を奪ったのはいいんだが、宝物庫開けんのに血が必要だって気がついたんだよ。それで国の王族は全員殺した後だったからな。それでそいつが必要になった。わかったか?No.22(チュブトーヴァ)いいから、さっさと説得してこい。」

「…残念だけど…私は…もう…お前の命令は聞かない…」

「んー?偉そうなこと言うようなったな?狂人が?戦うのが楽しくて楽しくて仕方ない兵器が?俺は知ってんだぜ?」

「…何を…しって…」

「いやー?いってもいいのかな?ここで?」

 いやらしい笑みを浮かべる。

「…わけ…わからない…」

 直後、高速で背後に移動して耳元でささやく。

「あいつに言っていいのか?殺戮が楽しくて楽しくて笑っちまう(・・・・・)ってな」

「…!?…」

「図星か?いいのかなー?せっかく仲良くなったんだろ?」

「本当にさー。あんたが王様?器じゃないよねー?どう思う?」

「そう思う、ダナエ様」

「あ?だれだ?片方はさっきの悪魔だな?」

 周囲を見渡す男。

「いやいや、器じゃないに加えてさ、ツメが甘いかな?悪魔とか魔族と戦うのは初めてかい?」

 ダナエの身体は起き上がり近くに落ちた首を拾う。

「……さすがは魔族といったとこだな?首を刎ねて生きてんなんてさ?なんなんだお前?」

「おや?驚きはしてないのかー。でも私の首を刎ねたなんて人間にしてはやるね。ほんとそこだけは褒めてあげるよ?どうする?一旦引けば?もうすぐ、増援も来るしあんたには不利だよ?」

「まったく……ほんとまったくだな?」


ありがとうございます。


もしかしたら!!


夜にもう一つ♪


ノシ

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