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Ingen historia av namne<<名前のない物語>>vol.1  作者: リナ
5章 過去
63/116

Dawn<<夜明け>>

Dawn(ドーァン)


頑張るといった分、本当に頑張らなきゃね。

そう気合を入れて武装を整える。彼女はNo.22(チュブトーヴァ)ほど気配を感じる力はないが、先に全滅させる自信はあった。彼女は静かに森が燃えるのを待つ。かなり強引な方法で少し気に食わないが仕方ないと割り切る。

するとライフルの射程距離、村から80メートル付近の森が焼かれ始める。

「さて、お仕事の始まりだ♪」

拳を握り、外の様子をみて人影が見えた箇所に突っ込む。

彼女が接近すると火にかかった男はライフルを構えて放つ。弾は彼女の頬を掠める。もちろん偶々に外れたわけではなく、回避したのだ。男は弾を回避され弾を詰める。詰め直す時間を与えない。その間に首に一撃。男の命の炎は消える。一瞬の出来事で断末魔すら上がらなかった。そして次の標的を探す。

火に焙られて数名もがきだされる。その苦しんでいる相手を近い順番に片つけていく。一人一発、装填された弾を撃つことができたが彼女にあてられたのは最初の一発のみ。それも当たったというよりも掠ったのみ。

「ふー……。こちら側の襲撃者はこれだけかね♪意外と少なかったね?ね、まだ君は死んでいないでしょ?教えてほしいな?君たちの規模♪あとはここの場所、誰が教えてくれたの?おしえてくれるかな?」

あらかたの敵を片つけた彼女はわざと残した一人に尋問する。だが、真新しい情報を得ることはできなかった。少しは情報を持っているんじゃないかと思っていた彼女だが、……肩を落として周囲を探る。


----------

森に火がつけられる。

それを見た白い少女は飛び出てきた男に投げナイフを二本投げ、首にある左右の頸動脈を切り裂く。そして窓から外に出て姿勢を低く保ち、移動を開始する。ナイフを口に咥えて…。まるで犬や猫のように。敵との戦闘はその体制で行われた。攻撃はナイフを咥えたままそのナイフで。白い髪の毛が血色で染まっていく。

そして難なくライフルを持った外的の排除がうまく行く。が、No.7(スー)とは違い掠ったのが三発。

後ろから高速で移動していた少女にだきつく。

「だめじゃない!ちゃんとよけなきゃ♪」

そういって少女は治癒魔法をかけてもらう。

「…ありがと…」

礼を言った瞬間……。白い少女は肩から血を吹き出して後ろに吹き飛ぶ。No.7(スー)は警戒しながら、少女に再度治癒魔法をかける。

「…な…に…今の…」

「わからないけど、さっきまでのライフルとは別の何かだね…しかも、射程距離は火の向こう側。これは厳しい。どうする?とりあえず、家の中に逃げるかい?」

「…いや…あいつ…むかつく…」

頭に血が上っているのをみて肩をすくめる。

「落ち着かないと行かせないよ?ボクがダメって言ったら行かせないからね?」

「…わ…わかった…」

軽くうなずいて彼女は左手にナイフを構える。

すぐに次弾の発砲がないということはおそらくだが、ほかのライフルと同様で連射はできない。そして初弾で隠されていた殺気は隠させることもなく感じ取ることができる。次はもう外さないという自信の表れなのか、それとも逆に打ち抜いたはずの相手がすぐに回復して立ち上がったことに焦っているのかどちらなのかはわからないが相手のいる方向さえわかればラマテガの訓練と同じ事である。次弾が打たれたときに勝負をかける。目を瞑り殺気の感じる方向に集中する。



そして……。



何かが飛んでくるのを察知して彼女は姿勢を地面すれすれまで沈める。背後の壁には銃弾の跡が付く。

「お見事♪」

拍手しながらその姿を見る。腕が地面に着いた瞬間目にも止まらない速度で走り始める。

「あ♪倒したら武器回収してきてねー!……って、聞こえてないか。まぁ、あの子なら回収してきてくれるよね。」

走り出した直後に息を止めて弾の飛んできた方向へ向かう。そしてすぐに狙撃を行っていた敵に遭遇する。敵も少女が迫ってくるのを見ていた為、剣を構えている。走ってきた少女に対して剣を振るう。それをナイフで受け止める。体重差と武器の重みで少女は飛ばされる。背後の樹で受け身をとる。その勢いを使い再度敵のほうへ飛んでいく。実力の無い物であれば勢いのついた速度で、敵の気が付いた時には致命傷を与えている。だがこの狙撃手は剣の腕もそこそこのようで、少女のナイフをぎりぎりで止める。そのまま止められた箇所を支点にして身体を回転させて相手の首に足を駆けて地面に組み伏せる。

「…さっきの…痛かったから…簡単に…死なせない…」

周囲に気を配りながら、拷問にかける。聞き出したい情報はいろいろあったのだが、何一つ答えることは無かった。途中で少女は飽きてしまったのかとどめを刺して周辺を見渡して使用していたであろうライフルを発見する。それを回収して村のほうを確認する。どうやら森に点けた炎はNo.2(トヴァ)が消火したようだ。

そして村の中央にNo.2(トヴァ)No.7(スー)No.18(アートン)が集合していた。そこへNo.22(チュブトーヴァ)も合流する。

「…被害…状況は…?…」

「村の戦士の半数が重傷、十数名が無くなったようです。」

「族長のラマテガさんは意識がないみたい。」

「…ラマテガ…が…?…」

「仲間をかばったみたい。」

「…ウヴァは…?…」

「ウヴァ様は無事じゃ。」

テオとドールが合流して、現在の状況確認する。


そして夜が明ける。

お楽しみいただけましたか?


書き上げるだけならなんとか終わりますが、タイトルで躓きます…。



次は 金曜日♪


ノシ

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