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Framtiden ...<<今後…>>

――Framtiden(フラムティデン)...――


「僕達を睨んでも困りますよ。ヴィットさん」

「まぁ、お前の裸を見て俺らは何も思わないしな?」

「文句を言うならゲルンさんに言ってくださいよ」


ヴィットはそう促されてゲルンに視線を移す。

見たところゲルンは服を乾かしてくれているようだ。

それなら仕方ないと言い聞かせて今何が起こったのかをビローアに尋ねる。


何となくはユキトに聞いてはいる。

だがわからないこともある。

ここがどこか?

何故自分はお湯の中にいるか?

裸なのは?

それよりも何よりもルンの元気が無いのは?


覚醒したばかりの頭をフル回転させながらビローアの話を整理する。


暴走したこと。

自分を含めて氷結させていたため、三人が力を合わせて風呂に入れてくれたということ。

ヴィットの替えの服は捨てた荷物に入ってた為、とりあえず着ていた服を脱がしゲルンが乾かしてくれてるということ。


「…ルン…ありがとう…ルンが…ここまで連れてきてくれたんだね。…」

「ヴィット、ごめん。ボクは暴走何てこと知らなかったんだ…」

「まぁ、こいつは天才だから最初から魔力の制御ができてたんだ。俺も暴走した時は大変だったぜ??ビローアがいなかったら俺も暴走で焼失してたからな!」

「ヴィットさん、ロードにはお礼しておいてください。ロードがいなかったら君は助からなかったんですよ。」

「…私の裸…みたんだから…それでチャラ…」

「まぁ!シロみたいな幼児体型には興味無いからな♪仲間助けるのは当たり前だし。礼はいらん」


ヴィットはジト目でイロードを見る。

とりあえず家の事は謝ろう。

「…イロごめん…ここ…せっかく買ったのに…」

「まぁ気にするな!とりあえず一旦全て燃やしてルンに新しく建ててもらうさ♪」


ゲルンは頷き、元気に振る舞う。

「ボクに任せてよ♪前の家より大きくしてあげるからさ。どんなのにしてほしいか後で教えてよね♪」



ヴィットとゲルンの二人が落ち着き、まず話し合いだ。

1、マスターからの依頼

2、みんなの振る舞い方

3、マスターの依頼を完了させた後の事



1に関しては全会一致で受ける事になった。

孤児院が閉鎖された後はNo.1が支配しているだろう。

彼が国をひっくり返そうとしたら簡単にひっくりがえるだろう。そして弱者を排他し、強者のみの国を作る。

玉座には彼が。そうなると、閉鎖される前の孤児院と同じ施設が作られる事になる。それは許せない。

ある意味、現在の国王にはその恩がある。

国王にそんなの気は無くても。


2はイロードに案があった。とりあえずブレリュで商いをしながら稼いでいこうと。酒場と宿屋を表で行い、裏ではマスターからの依頼をこなすとの事だ。

依頼内容はいろいろあるだろうが、受注するかどうかはこちら任せになる。決定的な違いは前と違って言いなりにならなくて済むという事だ。


3に関してはそれぞれの考えがあるので、それを伝えていく。

ヴィットは、自分が何者かを知るため旅人に。

ゲルンは、ヴィットについていくと。

ビローアは、世界を回り、見識を高めに。

イロードは、ブレリュで商いをし、夢をかなえると。


イロードの夢に関してはまだ、教えてくれなかった。

マスターとの依頼を果たしてから教えてくれるということだ。

…ゲルンは何か知っているようだが、ヴィット聞かなかった。



話し合いは終り、イロードは全員に荷物をまとめさせ行動を起こす。

<<eLDSTOD(エルスド)(火柱)>>

巨大な火柱が立つ。

そして半壊した家が焼失し、消し炭すら残さず、空き地にする。


そして、ゲルンが魔力を高め唱える。

<<Trädkoja(タークコダ)(木の家)>>

すると、巨大な木が誕生する。

そして間もなく、巨大な木が家として形成される。


「イロード?これで満足かな♪」

「そうだな!これでいい!内装に関しても俺の考えたとおりか?」

「いや?ボクの好みも一部あるかな♪君の言ったものとの大きな違いはボクたちの部屋かな」

「あ?俺ら?」

「四人で一部屋って、駄目でしょ?」

「んで?」

「地下に一人一部屋と、修練場を造った。あとは最上階は少し豪華にした♪」

「地下ね…そりゃいいな!」


1F…酒場。全部で二十席程度。

真ん中はステージのようなものを作り、何らかの催しが可能に。


2F~3Fは通常の客室。

旅人や、冒険者などが泊まれるような客室を用意。


4Fは豪華な客室を用意。

貴族や、少し高貴な方も泊まれることを考慮した。


地下1Fにはそれぞれの個室。そして風呂場。

孤児院では自分の部屋などなく、全員で共同の部屋で自分のスペースなどなかった。


地下2Fには修練場を。

修練場は彼らの魔力が暴走しても耐えられる構造で。


「こんな感じで作ってみたけど♪どうかな?」

「まぁ…140点かな!」

「ロード、それは何点満点で考えていますか?」


(…自分の…部屋…そんなの…もらっていいの……かな?…)

うしろからゲルンはヴィットに抱き着く。


「ボクと同じ部屋にする?ボクは構わないけど♪」

「…たまに…なら寝て…あげてもいい…」

「わかった♪」


「一時間後まで家を探索してな!一時間後修練場に集合!体を休めるもいいし、自分の部屋の確認もよし!解散!!」


そうイロードが伝え、それぞれが行動を開始する。

彼女は部屋につき笑い呟く。


「…ここが…私の部屋…」



二日に一度更新中!


このペースでいきたいです。

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