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Ingen historia av namne<<名前のない物語>>vol.1  作者: リナ
6章 再会
100/116

Punkt<<一段落>>

Punkt(プンクッ)

「な、なんとかなった……。」

 気を張っていたせいかキライは腰を抜かすようにその場に座る。

「さて、心配かけたね?」

「…大丈夫…?…」

「そうだよ!大丈夫なんですか!?」

「あれ?キライ、少し変わった?」

「い、いえ。別にですけど。ダナエさんは……"鮮血の女王(フラスクトブルッド"って知っていますか?」

「懐かしい名前だね。誰から聞いた?」

「俺だ。」

「ん?あら?よくみたら!こんなところにフェンリルが!やぁ、久しぶりー。でもあの名前は捨てたんだ。それで呼ばないでくれると嬉しいんだよね。」

「えー。そっちの方がカッコいいよ?」

「こらタルウィ。そんなこと言わない。」

「……?」

「ザルチィ。この人たちは怖くないから本体で出ておいで♪」

「……ほんと?……こわない?」

「おや。上も終わってるのね。ああ。あいつにも仕返ししたかったのに。」

「お疲れさん。クロケル。」

「…しらない…人…たくさん…」

 ヴィットは少し警戒しながら周りにいる人をよく見る。

 まずフェンリル。よく分からないがキライが乗ってきた大きな狼。フェンリルという名前には孤児院の時に聞いたのか、聞き覚えがある。

 タルウィ。ダナエのことを様付けで呼ぶことからダナエの従者か何かに思える。見た目は赤い少年。かなり整っていて性格はなんだかゲルンを思い出させる。普通の子供と違うの角があるくらいだ。

 ザルチィ。タルウィとの会話を見る限り、おそらく同じくダナエの従者。タルウィとは違い緑色の少年。こちらもタルウィ同様に角がある。形は少し異なる。

 クロケル。六枚羽の天使?でもなんだかダナエと親しげだ。



「…よく分からない…けど…ヴィット…です…」

 それを聞いてダナエが噴出する。

「君って人見知りなのかい?ちょっと面白かった。えーとじゃあヴィットがせっかくいってくれたから……」

 ダナエはそれぞれの紹介をする。

「ところで、ダナエ様!ご褒美は!?」

「ん?ああ。目の前に二人いるだろ?」

「……たしかに!私を見ても怖がらなかったね!えと、ヴィットとキライ私達と友達なってね♪」

「……ご褒美って?ダナエ様、タルウィ?」

「ん?ああザルチィが穴に潜った後にタルウィにね。」

「私には?もらえるんですか?」

「じゃ、ザルチィ、君の望みは?」

「私は、私を怖がらない友達が欲しい。」

「うん。タルウィといっしょ。だから目の前にいるでしょ?」

「……ヴィット、キライ、いいの?」

「こちらこそ。よろしくね。ザルチィ、タルウィ。」

 ヴィットは頭をぺこりとさげ、ザルチィは喜び踊り始める。

「さて、キライ、タルウィとザルチィと遊んできてくれる。」

「わかりました。行こう。タルウィ、ザルチィ。」

 三人は森に入り遊びに行く。

「さて、私に用があるんだよね?フェル」

「その呼び方やめろ。……ああ。俺のスレイブニルを解く方法は知っているか?」

「なに……?それを解くつもりか!?私が許さないぞ!」

「黙れ、天使。……いや、()天使」

「……っ!」

「しっているよ。」

「ならいい。」

「キライにやらせるつもりかい?」

「それが小僧を殺さない条件だからな。」

「…キライ…殺させない…」

 ヴィットはフェンリルを睨みつけてナイフを魔法陣から取り出す。

「待ちなさいヴィット。この子はキライを殺すつもりなんてもうないんだから。」

「…え…?…」

「黙れ、鮮血!」

「その名前は捨てた。今はダナエ。いいね?フェル。」

「俺もその名前はやめてもらおうか!」

「…フェル…どういうこと…?…」

「小娘!」

「なーにフェルちゃんの恨みは張らせて、実はキライの事を契約するくらい気に入っているということだよ。」

「なーんだ。神殺しの天狼もそんな事あるんだ。」

 なるほどとヴィットは頷く。

「なにを納得しているんだ小娘!」

「…?…えーと…よろしく…ね…」

 ダナエとクロケルの二人は噴出する。

「…クロケル…その…ごめんなさい…」

「なにがだい?ヴィット」

「…私の…知り合いが…」

「ああ、あいつと君は面識があるのか。まぁ気にしなくていい。まあ、すべての人間を滅ぼそうか迷ってるけどね。ねぇダナエ。天使と組んで人類を滅ぼさないかい?本当に思ったよ。上には私が繋ぐからさ?どう?」

「気持ちはわかるけど、ヴィットとキライが生きてるうちはダメかな。私、この子達お気にだからね。」

「んー…じゃあコメダ法国を滅ぼすは?」

「それは賛成かな。やっぱあいつらはそうなの?」

「そ。最近国をひっくり返したやつら。」

「…それは…私も…」

「君も手伝ってくれるのかい?さて、主様に伝えてみるかな。」

「まってね。落ち着いて?君はいま天使ではない。堕天使。そんなんで天界にいってみな?それこそ事だよ。」

「あー……堕とされたのか。じゃあ帰って、みんなから逃げながらコメダに行く。どう!?完璧じゃない?私が他の天使に殺されるわけないし?」

「落ち着きなさい。あんたね?とりあえず私たちの旅に同行。いい?いっしょにいる間は守ってあげるから。ヤケは起こさない。いいね?」

「…とりあえず…あの子の話をしない…?…」

いつもありがとうございます♪



……て!100話!!


こんなに続くとは笑


夜もう一つ上げれたらいいな♪


ノシ

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