嫁×料理=パンツ
嫁は料理ができる。
俺は一切できないので、それが上手いのか、下手なのかはわからない。ただ、俺に教えれるレベルである事は間違いない。分量聞いても『勘』とか『適当』とかだけど。
でも、自分がいつ寝込んでもいいように、俺に料理を教えてくれるのは嬉しい。俺だって料理したい気持ちは、前からあったし。作って、嫁が美味しい美味しい、と食べてくれるのはホントに幸せ。
だけど。
「はい、ここでパンツ脱ぎます」
「その工程は必要ないだろ!」
「ありまくるよ! 美味しい料理のためには、必要なの!」
「じゃあ、おまえいつも脱いでるの?」
「さぁ、次いこうか~」
「……」
最近の嫁の料理の指導には、必ずパンツに絡む工程が入ってます。
普段俺は、家ではパン一です。
実家でもそうだったし、もはや習慣です。
しかし、どうもそのパン一姿が、嫁の何かを掻き立てるらしく、いつもいじられてます。
そして、嫁は、自分のブームの間は、絶対にブレません。
その上、俺に拒否権はないと主張して、俺が何言ってもやめてくれません。
自称独裁政権らしいです。法律で決まってるとも言ってました(その直後に、『法律より憲法が上なんだよ』と友人に言われ、速攻論破されてましたけど)。
その嫁と同棲してから、ずっと続いてる嫁のブーム。
それが俺のパンツをいじる事です。
先日はパンツのすそをクルクルされて、Tバックにされました。
その前は、ずり下ろされました。
時々、いいケツしてるのぉと言いながら、エロ親父のように揉みしだいています。
完全に変態です。
俺も変態ですが、嫁はもっと変態だと思います。
まぁ、俺がパン一にならなかったら、手は出せないと思うので、早く冬が来る事を祈るばかりです。
じゃないと、いつまでも気が抜けません……。