幼馴染み
なかなか投稿出来ないと思いますがよろしくお願いします
初めまして江崎 薫です。
今私は、正門の前にいる。
「や、やっとだ…」
そう、ここまで長かった
3年前に助けてくれた人に関する事を調べたら
この高校に通っているって、聞いてここにきた
ここは、不良高校だから親からもう反対され、
それを押しきってここにきたのだ。
「はぁ…」
ついため息が出てしまう
「ため息つくと幸せ逃げるよ」
何処からか聞こえてきたこえ
「誰?」
私は、後ろを振り返る
「ん?僕かい?僕はここの生徒君の先輩だね」
確かに男は私と同じ制服を着ていた
「そうですか…」
私は苦笑いをうかべてしまった
「あっ!?入学式始まっちゃう」
私は男に頭をさげ体育館に向かう
何とか時間内に体育館についた
「ふぅ。な、何とか間に合った…」
中に入ってみると皆が思い思いに話している
「アハハハハ。まじ?ちょーうけるー」
その中でもかなり多く人が集まっている方を見る
「アハハハハ。まじだって♪」
そこには女だけでなく男もいる
他にも色々見渡してみる
「うっ、緊張してきたー」
「これ見てー」
「アハハハハ」
それぞれもうグループは出来ているようで
私は指定された席に座る
「1人だー。可哀想ーアハハハハ」
などと聞こえてきたが私は無視する
「ねぇねぇ、誰か話し掛けてみたら?」
こそこそ話している
「えー」
まだ色々話しているようだ
ああゆうのうざいよなー
とか色々考えていると誰かに肩を叩かれた
プニ
後ろを振り返ると人差し指が私の頬をさす
「なっ!?」
「ニヒヒ引っ掛かったー」
と、笑いながら言うのは私の幼馴染みの高橋 煉
(たかはしれん)
「れ、煉なんで居るの?」
「ん?ここの高校に通うから」
煉はニヤリと笑う
「え、そうなの?何で?」
私は首を傾げる
「べ、別に良いだろ!!」
煉はいきなり怒鳴りだした
「それより、何で1人なんだ?」
私は話を反らしやがって、と思いながら応える
「別に?何となく」
周りを見ながら言う
「そうだな、確かにここの奴等はうざいよな」
煉が苦笑しながら言ってくる
「でしょ?」
私は同じ思いをしていた煉に笑顔で言う
「あぁ」
煉も笑顔で答えてくれる
「えへへ」
「何あいつうざ」
私はこの時あの発言のせいでいじめにあうとは知らなかった。