第3話、仲間
職員室にはやはり人気がない。何故なんだ・・・仕方ない。学校の外に助けを求めに行こう。下駄箱に行き、扉を開けようとしたが開かない。
「なんであかないんだよ!!巧手伝ってくれ」
二人がかりで必死に力を入れるが開かない。窓も開かない、割ることを出来ない。何故だ!!全てがおかしい。完全に俺達は閉じ込められた。巧は震えている。
「そうだ!!携帯で連絡しよう」
巧も携帯を出し電話をかける。・・・・・・・全然かからない。メールも送れない。連絡手段がない。今にも狂いそうな巧を連れて職員室に戻る。人気がある。物音を聞きとっさに隠れる。覗いてみると二人の女子が見える。・・・どうしよう。俺達と同じ状況なら協力するべきだな。職員室に入る。
「きゃぁっ」
女子が悲鳴あげる。こっちもビックリする。
「ちょっと、俺達は普通の生徒だよ!!」
女の子は驚いていたけど落ち着いて俺達を見た。状況を聞くとやはり俺達と同じだった。俺達以外にも仲間がいたことは正直嬉しかった。みんなで職員室の椅子に座った。
「まず自己紹介しとくな。俺は筧 一二年生だ」
次は巧が
「俺は窪塚 巧筧と同じ二年だ」
女の子二人は
「私は佐藤 恵一年生です。」
「私は敷島 瑠璃です。(しきしま るり)恵と同じ一年生。」
みんな自己紹介を終わった。もう時間は午後9時だった。こんなに遅くまで学校にいたことはない。




