第11話、調査
倉庫内は道具やマットなどが並ぶ。ここは烏丸明美が自ら命を断った場所だった。扉の前に道具を置きバリケードを作る。
「これからどうするんだよ!!」
巧が最後に跳び箱を置きながら聞いた。
「考えろ!!慎重に」
巧はいらいらしながら筧をみた。筧は腕を組みうろうろ歩いている。
「んっ!!これって見てみろ!!」
道具の中にあったと思うジュースが倒れている。こぼれたジュースが床に広がっているのにここだけ一直線に途切れている。近くににほこりで見えなかったが掴めそうな凹みがある。
「ここに何かあるかもしれない!!」
二人で力をいれ床を開ける。その間も倉庫の扉は破壊されかけている。必死で開くと階段が続いている。階段を筧が降りようとしたとき扉が破壊された。もう長くはもたない。巧も降りて床は閉まった。真っ暗だが携帯のあかりを頼りに下る。早くしなければ足元がわからない状態だが急いで下った。やっと階段が終わり広いところに出た。
「烏丸は来てるか??」
「いや、大丈夫だ」
二人とも息が荒い。ゆっくり歩きながら足元を見ると真っ赤な液体が広がっている。血だ。辺りを照らしてみると大量の死体がある。見覚えのある人もあった。そこに!!
「信二!!信二!!!」
親友が何も言わずに倒れている。涙が止まらない。でもまだ泣く余裕はない。
「信二!!絶対に仇をとるからな」
何も言わない信二を残してはしった。奥には扉があり重たい扉を開き中に入るとそこには・・・・・




