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日常

閲覧ありがとうございます初めて小説家になろうにて投稿させていただきました、もしよろしければ最後までお楽しみください

一話 「日常」



朝は訪れる、唯一この世界の全員が平等に与えられ縛られる物、それが時間だ、この世界の何処かに時間すらも無限にすると言われている者が居るが普通の異能者や術法者では到底真似できないもの。


「ん〜……もう朝ぁ?」


1人の少女が目を覚ました黒髪の短髪ながらも、まるでメッシュのように右端の前髪のみ赤くなっているようで、これは生まれつきのようだ。下の階から母親と思えるような人間の声が聞こえ始める


「薫!!何時まで寝てるの!!早く降りてきてご飯食べちゃいなさい!!学校遅刻するわよ!!」


寝起きの朝には少々大きく感じてしまうような大きな声が下の床を自分の部屋へと通じる廊下を突き抜けるように聞こえてくる


「分かってるってばー!!」


ようやくベッドの上から起き上がって地面へと足をつけ身体を伸ばす、部屋の中には高校の制服?のようなものがハンガーにかかっており。この少女自体は世間一般的に言うのならパジャマと言う物に似たような物を身に纏っており。どたどたと焦るかのように自身の部屋から出ては近くにあった階段を降り始め、リビングへと向かっていく


「全く、アンタも高校生なんだから朝ごはんくらい自分で食べて自分で学校に行きなさい」


リビングに降りたかと思えば黒髪で頭の後ろを髪で結んでいる一人の女性が目玉焼きやベーコンを机の上に乗った皿へと盛り付けており、この女性が母親と言う訳なのだろう


「えーお母さんがいる間はお母さんの料理が食べたいよぉ、私だって作らなくちゃいけない時には自分で作るし」


言い訳のようなことをしている少女は寝癖でボサボサになった髪のまま、椅子へと座り目の前にある朝食を眺めながら会話をしており


「全く、そう言って本当にその時になってできなかったらどうするの」


はぁと、少し呆れてしまいながらも内心は娘の事を心配しているようだが、薫には余り伝わらないだろう


「その時はその時だよ…あっっ!?今日早く出なきゃ行けなかったんだ!!やっばい!!遅刻する!!」


まるで冷たい物が急に首筋に当てられたように驚きながら急いで水を飲み食べた物を流し込むようにして朝ごはんを食べ終え


「ちょっと!!薫そんなに急いで食べたら……」


と、一言心配そうに見つめながら言うが


「ご馳走様!!お母さん!!ごめん!!今日は急いでるから!!」


そんな心配など全く気にせず、すぐに席から立ち上がり洗面台の方へと行き顔を洗い歯を磨き髪を整え、ドタバタと音を立てながらもすぐに自分の部屋へと階段を登り制服に着替えては次はドタバタと音を立てながら1回へと戻ってきて


「お母さん!!行ってきます!!」


元気な声と共に扉から飛び抜けて走り始めた


「もぉぉぉぉ!!なんでこんな時に限って革靴ー!!走りにくいよぉぉぉぉ!!」


全力で腕を振り全力で前へと前へと脚を動かし続け学校の方へと道を歩み続ける……だが普段と違う異常事態が起きてしまう。


それは普段通っている街通りその中の1つの屋根の上から意識が無いのか、まるで重力に身を任せるかのように一人の工事作業員の男が落ちて来ているのだ


(ッ!?まずい……この距離じゃ絶対あの人を救えない……だけど諦めるわけにもいかない!!)


そう……頭の中で考える瞬間よりも速く体は動いてしまっていた、そしてく言葉を発する


エレクトロスピ-ド

『雷速電加!!』


その瞬間少女の身体には黄色の稲妻が走り始め、その稲妻は脚へと収束され始める、1歩踏み出した途端、この時のみ薫は通常から逸脱した速度を手に入れる、だが踏み込み進むが見て分かるとおり自身の手が届く訳が無い


(やばい……間に合わない!?また目の前で人を……)


そう心の中では焦りを見せ身体は冷や汗や嫌な汗をかきはじめる……そしてもうダメだと思ったその瞬間


「 『』 」


何も無い聞こえ無いだが、世界は認識した、異能の発動をその瞬間落ちていた工事作業員の男の『落ちている速度』が無くなったかのように地面スレスレで落ちずにそこに滞在していた、それを見逃さず薫はその人をキャッチした


「ッ!?……間に合っ……た?それより!!大丈夫ですか!?えっと119だよね、こ、こう言う時は!!」


そしてキャッチした男性を一度自身の持っている鞄を枕替わりにしながら寝かせて、声掛けをし。ポケットからスマホを取りだし119に電話をしてみようとした、その瞬間、


「きみのその少年漫画でありがちな第一話から能力を使って人助けをするその善意嫌いじゃないぜ、ただそう言うのは主人公がする物じゃないのかい?あ、そうだそうだ人間綺麗事を言う奴は大抵その人一人一人が主人公とか言うんだった」


その見た目は黒髪の短髪に一見女性とも捉えてしまいそうになる顔立ち、そして体躯をした者が段々とゆっくりと歩きながら近づいてきて、まだ薫は口を開いていないのにも関わらずしゃべり続ける


「そうだったいけないいけない、新キャラが出た時は名前を言わなきゃ読者は困るんだった、やぁ、初めまして俺は來奇 蓮華きみと同じ異能者です」



「一話日常」完



/初めて小説のようなものを書かせていただきました、定期的に更新していきますのでよろしくお願いします



キャラ設定


神崎 薫 [カンザキ カオル]


年齢 : 17歳


身長 : 173cm


体重 : 平均と同じ程度


性別 : 女性


エレクトロスピ-ド

異能 『雷速電加』


稲妻のようなものを発生させ其れを見に纏わせ身体能力の強化やそのまま放出による電撃攻撃を可能とさせる、言わば雷属性の者である



來奇 蓮華 [クルキ レンゲ]


年齢 : 16


身長 : 161


体重 : 不明


性別 : 男


異能 『』

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