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9 巨大な異世界

 この世界の様子は、共に転移してきた人工衛星によってある程度は判明している。

 地球よりも巨大な星の姿は既に日本の知るところとなっていた。

 そんな日本は、この世界にある大陸の東端に位置している。

 かつて、ユーラシア大陸の東に存在していたように。

 ただ、大陸の大きさが桁違いではあった。



 この世界は大きい。

 赤道の直径が40万キロもある。

 海や陸地の大きさも相応に大きい。



 日本の隣の大陸もかなりのものだ。

 ユーラシア大陸を完全に上回っている。

 アフリカやアメリカを足した面積よりも更に大きい。

 なのだが、この星では更に大きな大陸も存在する。

 日本の隣の大陸は最大ではない。



 そんな大陸の端に自衛隊が上陸する。

 初めて踏み込む大地に誰もが緊張をしている。

 それもそうだろう。

 彼らの任務は調査や偵察だけではない。

 見つけた怪物の排除も兼ねてるのだから。

 戦闘を含めた強行偵察。

 これが上陸した自衛隊の任務である。



 上陸前に行われた偵察。

 航空機による観察により、この地にも怪物がはびこってる事がわかってる。

 それなりに巨大な生物が。

 最も観測されたもので、全長が10メートルにも及ぶ生物が多数見つけられた。



 恐竜。

 見つかった生物はそう呼ばれる事となった。

 姿形が恐竜にそっくりだからだ。

 巨大なトカゲともいえるその姿は、化石として発見された生物そのものだった、



 様々な種類のこうした大型生物が日本の近隣にいる。

 資源はそこにある。

 恐竜をかきわけなければ、資源の獲得は出来ない。

 だからこそ、自衛隊の投入が決定された。



 しかし自衛隊も異世界転移によって数を大幅に減らしている。

 陸海空の全てをあわせても3万人になるかどうか。

 様々な兵器や装備品、設備に施設はそのまま残っているのだが。

 これを扱う人間が激減していた。

 それぞれ、師団、艦隊、航空団を一つ編成する事は出来る。

 だが、それ以上は難しい。



 そんな自衛隊のなけなしの兵員を集めての一個旅団である。

 意気込みの程がうかがえるというもの。

 これらがギリギリ編成出来た一個艦隊に護衛されながら海を渡った。



 しかし、海を渡るという事がこれまた難しい。

 魚人の存在が示すように、海にも怪物はいる。

 それも魚人よりもっと強力なものが。

 これは既に各地から報告がなされていた。

 漁に出た漁師などによって。



「海にでかいバケモノがいる」

 これらはネットを通じて既に多くの日本人が知る事となった。

 目撃した怪物をとらえた写真や動画とともに。





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