38 冒険者、探索者
冒険者。
探索者。
RPGやファンタジーに存在する、怪物退治や迷宮探索を専らとする仕事。
異世界において、これらが実際の仕事として誕生する事になった。
やる事は創作におけるものと同じ。
怪物への対処を専門とする業者。
また、森や山に分け入り、怪物を見つけて倒す事。
さすがに迷宮などは存在しないが、森や山が天然のダンジョンともいえる。
強引に考えれば、たしかに冒険者や探索者そのものといえる。
こうした者たちは、少人数で様々な怪物退治を請け負うようになっていく。
最初は軍隊の偵察や調査の頭数あわせとして始まり。
ここで経験を積んだ者たちが、あちこちの怪物退治に呼ばれるようになる。
大陸だけではなく、日本国内のあちこちで。
魚人や鳥人、巨大鳥といった敵は日本国内のあちこちにいる。
住み着いたこれらを処分するために、駆除業者となった冒険者や探索者が呼ばれる。
これが人里近くにいる怪物なら、住民で対処する。
それだけの武装はしているのだから。
だが、怪物は人の住んでる所の近くにいるわけではない。
巣くってるのは山の奥などだ。
そこまで出向いて駆除するには、専門の業者に頼むしかない。
多くの人々は日々の仕事があるのだから。
このために駆除専門の業者としての冒険者や探索者は存在する。
彼らは森や山に分け入り、怪物の居場所を探る。
見つけて巣ごと駆除をする。
勝手に侵入して住み着き、人々に危害を加える怪物を。
軍隊ほど大規模でも重武装でもない。
おおよそ、5人から10人で活動する冒険者や探索者。
これは日本国内に巣くっている小規模な怪物を成敗するにはうってつけである。
たいていの怪物は30頭から50頭くらいの規模でまとまっている。
これらは銃で武装した少数の人間で倒せる数だ。
少々厳しいところはあるが、不可能ではない。
また、これぐらいの人数なら依頼の負担も少なくて済む。
それでも一回数十万円ほどの依頼料になるが。
怪物がもたらす被害は数十万円以上になる。
差し引きで考えれば、怪物の駆除を頼んだ方が安上がりになる。
こうして少人数による怪物駆除が事業となっていく。
軍隊や警察が動くには小規模な怪物は、こういった者達が倒していく。
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