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異世界転移した日本の国家運営 ~邪神や魔王も倒します~  作者: よぎそーと
1章 日本異世界転移

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31 身を守るための壁であり堤防で周りを囲む

 作るのは道だけではない。

 大陸各地の拠点にも土木作業で堤防を作っていく。

 生活や活動の中心となる拠点。

 これを囲む堤防という壁を。



 輪中というものがある。

 堤防でまわりを囲った場所だ。

 水害などから実を守るための手段である。

 大陸の活動拠点にはこれらが作られている。

 水害対策のためだ。



 長大な大河の影響の少ない地域を選んではいる。

 しかし、どこで何が起こるかは分からない。

 予想を超える増水で、あたり一面が水の中に沈む可能性もある。

 そうなる事も考えて、活動の中心となる場所は堤防で囲む事になった。



 人が集まってる場所、作業機械や運搬用のトラックが集まってる場所。

 鉄道の車両基地などがある場所。

 採掘現場の周囲。

 資源を運搬する道路沿いにある燃料補給や休憩の為の停車場も。

 こういった場所には可能な限り堤防を作って水が押し寄せないようにされていった。



 防ぐのは洪水だけではない。

 怪物対策の為の壁でもある。

 土を盛り上げて作った堤防は、怪物の突進も遮ってくれる。

 また、盛り上げた土の上から周囲を見渡す事で、監視もやりやすくなる。

 身の安全を守るためにも、堤防と防壁を兼ねた設備は必要だった。



 こうした輪中が、堤防で囲われた場所が次々に出来上がっていく。

 これが大陸で活動する多くの者たちを守っていた。

 怪物からも自然災害からも。



 今の日本で、最も貴重な資源は人間である。

 人口わずか2000万人から再起をはからねばならないのだ。

 ただの1人とて無駄には出来ない。

 まさに人材というべき貴重な資源。

 この資源を出来るだけ守れるように、日本は出来る事はしていった。

 土を盛り上げて作る堤防もこの一つ。

 たったこれだけで命が守れるなら、金も労力も惜しくはなかった。

 時間はかかろうとも、費やした資金も資本も取り返せるのだから。



 大河に沿って作られた堤防が出来上がるまで。

 こうした輪中が人々の生活を守っていく事になる。






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