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異世界転移した日本の国家運営 ~邪神や魔王も倒します~  作者: よぎそーと
1章 日本異世界転移

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24 将来の種を少しでも確保しておく

 農業においても、将来を見据えた活動が行われていく。

 人口が大幅に減って、日本国内でとてる作物だけで食料は十分に間に合うようになった。

 しかし、それでも可能な限りの作付けが行われていく。



 凶作を見据えて、農作物を出来るだけ多く手にしておくため。

 もし収穫が激減しても、海外からの輸入に頼る事は出来ない。

 だから、少しでも多く作って、少しでも多くの食料を保存していく。

 このための設備も必要になってくる。



 将来の種を手に入れておくというのもある。

 将来、人口がまた1億人以上に回復するかもしれない。

 そうなった時に、食料を少しでも確保出来るように。

 その為にも、種を出来るだけ保存しておかねばならなかった。



 種がなければ農作物は作れない。

 この種を、人口が増えたからって即座に増やせるわけもない。

 事前にある程度は種を蓄えておかねばならない。



 こう考えて、食べない分の野菜も作って、その種を回収する事となった。

 種の状態ならそれなりに長く保存できるからだ。

 とはいえ、古い種は発芽の可能性が減ってしまうけども。

 それでも、芽吹く可能性があるなら蓄えておいても損はない。



 とはいえ、農業の従事者も減っている。

 普通に農作物を育てるのも難しくなってる。

 多めに育てて種を蓄えるというのも難しい。

 それでも、少しでも多くの備蓄を増やすために、出来るだけ多くの作物が植えられていった。



 幸いというか、農業に従事する者も増えていく。

 今までの仕事がなくなり、働き口を探している者たちは多い。

 そういった者たちの中から、農業に進む者も出てきていた。

 もちろん、すぐに農作物が作れるようになるわけではない。

 これから何年もかかっておぼえる事になる。

 こうして育った者たちが、将来の食料を支える事になる。



 ただ、人はともかく土地の維持は難しい。

 人の手の入らない農地はどうしても残ってしまう。

 これらの整備や維持は後回しになってしまう。

 だが、今は手をつける事が出来る田畑を保つのが精一杯。

 雑草が生い茂って荒れた田畑が復活するのは、何世代か後になってからになる。



 だが、これらの田畑に手が入るようになり。

 さらには国内だけでは足りず、海外の土地を開墾していくようになった時。

 今蓄えてる種が芽を出す事になる。

 それがいつになるかは今は分からない。

 だが、必要とされた時に必要な種がある事に、後に生まれる者たちは感謝する事になる。






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