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英雄とドラゴン  作者: ヒトミ
海上都市ラルーナ
9/60

ある天神族の暗躍[幕間]

「しっぱい、しっぱい! 大失敗じゃない! これじゃ、信仰の力が手に入らないわよ!!」


「ねえ、やっぱり、恐れの感情じゃなくて、純粋な敬う感情を引きだす方が楽じゃない?」


隣で、同族がなにかを言っているけど、構わないわ!


せっかく天神教徒を洗脳して、飛竜の卵を持ち込ませたのに台無しじゃない!


誰が私の計画をじゃましたのよ!

ただじゃおかないわよ!


「僕は反対だなー、ビリカの考えかた」


「うるっさいわね! へなちょこは黙ってなさいよ! 天啓しか与える能力ないくせに!」


「ひっど! 僕は君の能力のほうが劣ってると思ってるけど」



…………なああぁ! んですってええぇ?!


「お父様からいただいた力にケチをつけるなんてええぇ! ふざけないでよおおぉ!?」


「いつも、自分でいってるじゃないか! なんで私の力は洗脳なのおお!? ってさあ」


私の声真似しておちょくってくるなんて、ありえないっっ!


「そんなこと、言ってないわよ! バカあああ!」


翼をめいっぱい広げる


ーーーバッサッーーーー!


その勢いで同族を吹き飛ばしてやった!

あんなやつ、もう知らない! どこへでも行ってしまえばいいわ!



結局、誰が私のじゃまをしたのよ!

絶対見つけ出してやるんだから!

首を洗ってまってなさいよおおぉ!?

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