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英雄とドラゴン  作者: ヒトミ
第一部の一話ごと完結番外編
58/60

魔石武器開発実験記録[一部抜粋]

第一回魔石武器開発実験報告書

[報告者 ロキュシオ研究長の一番弟子]


①普人族でも魔人族並に魔力を活用できる武器の開発

(ちなみに、武器の原型はすでにロキュシオ研究長が考案済みである)


※この武器を開発することで、誰もが命の危機に立ち向かえるようになり、ロキュシオ研究長が天才だということを、世界中に知らしめることができる。


②属性魔石を溶かして武器を作るとどうなるか

[今回使用する魔石は炎属性と水属性である]

(用意することができた魔石は、炎属性、水属性、風属性、土属性、雷属性の五属性のみである。また、これらを用意するために、ロキュシオ研究長含めた私たち魔石技師の給料、一部の固定財産が湯水の如く消え去ったことを記入しておく)


※炎属性魔石の場合

溶かす段階で、溶鉱炉の炎に反応してしまい、マグマ同様の高温石へと変化したため、武器の原料として不適合と判断。

(別の用途でなら使い道がありそうだと個人的には考える)


※水属性魔石の場合

水の性質と溶鉱炉の炎が互いに打ち消し合い、溶かすことは無理だと判断。話にならず。

(誰が水属性魔石を候補に入れたのか……あ、私だったかも)


③結論

他の魔石を使い、実験を続行することが望ましい。

(一番成功の可能性を感じる魔石は、土属性魔石であると愚考する)


◆◆◆


第二回魔石武器開発実験報告書

[報告者 自宅を手放し現在研究棟内で生活中の弟子]


①第一回と同じ内容なため省略

(魔物絶対許さない)


②①と同じ理由により省略

[今回は風属性と土属性での実験]

(水属性魔石を提案したの誰……ゆるさない)


※風属性魔石

風と炎が反応し、鍛冶場暫く停止。

(風で炎が広がるだなんて予想外。今後溶鉱炉に風属性魔石持ち込み禁止を提案する)


※土属性魔石

鍛冶場の機能停止、本日実験不可能。次回持ち越し。

(先に土属性魔石で実験すれば良かった……)


③結論

次回の実験に期待。

(雷属性魔石……溶鉱炉の炎と反応したら不味いのでは?)


◆◆◆


第三回魔石武器開発実験報告書

[報告者 ロキュシオ研究長を信奉する弟子]


①省略

(こんな研究を考えるだなんて、ロキュシオ研究長は本当に尊敬できる人です!)


②省略

[土属性と一応雷属性で試験]

(第二回の報告で気になった雷属性の研究は、取りやめる可能性が高いんですよね?)


※土属性魔石での実験結果

溶けるどころか透明な塊に変化。土属性魔石でも硝子(ガラス)を作れることが判明。

(土属性魔石を提案したのはロキュシオ研究長! やっぱり天才だった!)


※雷属性魔石

今日の研究は終わり!


③結論

土属性魔石が現在一番可能性を秘めた原料です!

(武器が硝子でできていても問題ありません!)


◆◆◆


第○○回魔石武器開発実験報告書

[報告者 ロキュシオ研究長と六人の弟子たち]


ナイトフォール侯爵閣下へ


長年の研究を経て、とうとう無属性魔石で武器を開発することに成功いたしました!


その名はロキュシオ魔石銃でございます。


実物をご覧いただけたら泣いて喜ぶ所存です!

ロキュシオ魔石銃開発内容の一部でした。

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