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防具編

乙種甲冑装備


縁の国及び宵の国の武官のみに装着を許された特殊防具。

携帯している刀の柄に組み込まれたボタンを押すことで

瞬時に急所を守るプロテクターを装備することができる。

また、ボタンを押したとき、着衣も瞬時に

戦隊スーツ様の柔軟で丈夫な素材でできた服に切り替わる。

そのためプロテクターは、戦隊スーツ様の服の上に装着される。

乙種甲冑装備は特殊鉱石で作られており

日本の歴史に登場する戦国武者が装着している甲冑に比べ、とても軽い。

戦場において、防具の重さによる動きの制約がほとんどないため

乙種甲冑装備を身に着けている縁の国と宵の国の武官たちは

存分に刀などの武器を振るい、戦うことができる。

アカツキノタイラ縁の国に来たばかりの源竜次が

連理の都の武具屋に見込まれ、譲り受けた防具でもある。



甲種甲冑装備


乙種甲冑装備と同様

縁の国及び宵の国の武官のみに装着を許された特殊防具。

材料と製造法が特殊なため、乙種甲冑装備より作るのが難しく

その分、高価で希少な装備となっている。

乙種甲冑装備より、更に軽く丈夫な鉱石材料で作られており

急所を守るプロテクターと、戦隊スーツ様の服の装着感も

乙種より上である。

また、甲種の物は乙種にはない

装着者の戦闘能力を向上させる効果を有している。

物語の途中、源竜次が甲冑職人善兵衛から譲り受けた

専用の甲種甲冑装備は特殊仕様であり

通常の物より防御性能が高いのも然ることながら

装着者である竜次の戦闘能力を飛躍的に高めることもできる。



聖騎士のプロテクター


暁の国の王と武官のみに装着を許された特殊防具。

防具としては甲種甲冑装備と同程度の性能を持つ。

装着の方法も、乙種及び甲種甲冑装備と同様

剣の柄に組み込まれたボタンを押すことで

戦隊ヒーローの変身の如く、瞬時にプロテクター類を装備できる。

防具としての仕様は、各種甲冑装備と類似しているが

意匠が大きく異なっている。

聖騎士のプロテクターは、暁の国の文化に則した

西洋風の意匠が施されており

その造形美は、首都エディンバラの工房にいる

鎧職人にしか生み出せない。



黒白の衣


九尾の狐、仙専用の戦闘衣。

特殊繊維で作られた黒白の布地は、霊力が滞留できる仕様になっており

仙が発する莫大な霊力に呼応することで

黒白の衣の防御性能は、戦闘中、飛躍的に増大する。

黒白の衣は、丈がやや短く作られており

仙のスレンダーなボディラインを際立たせるデザインにもなっている。

仙の体型ぴったりに仕立てられているため、装着時、非常に動きやすい。

仙にとって晴明は大昔からの知人なのだが

そのつてを使い、黎明期のアカツキノタイラにいた伝説の職人に

黒白の衣の作製を依頼した、という経緯がある。

余談になるが、仙がこの戦闘衣を手に入れたのは

伝説の職人に作製を依頼してから、5年後のことだったそうだ。



黒の狩衣


陰陽師晴明専用の戦闘衣。

仙の専用装備である黒白の衣と同様、特殊繊維で作られており

黒の布地に法力を滞留させることができる。

その防具仕様ゆえ、晴明が発する莫大な法力に呼応する形で

黒の狩衣の防御性能は、戦闘中、飛躍的に増大する。

黒の狩衣は、丈がやや短く作られており

通常の狩衣より、体の線に合わせられたデザインになっている。

晴明の体型に合わせて仕立てられているため、装着時、非常に動きやすい。

黎明期のアカツキノタイラにいた伝説の職人に

晴明本人が、黒の狩衣の作製を依頼した、という経緯がある。

晴明がこの戦闘用狩衣を手に入れたのは

伝説の職人に作製を依頼してから、3年後のことだったそうだ。



飛天の衣


精霊夢幻の専用装備。

太古の昔、精霊夢幻が、仕えていた天照から賜った衣。

元々強力無比な神の力を保有している防具だったのだが

夢幻が罰を受け、アカツキノタイラと呼ばれる前の地上に落とされた後

夢幻は秘術を用い、気の遠くなるほど長い年月をかけ

飛天の衣に霊力を注入し、その防御性能を更に高めていった。

その結果、飛天の衣は

全ての攻撃を受けつけない程の防御性能を持つこととなり

天岩戸の戦いでは、史上最強の防具として

復讐に燃える夢幻の身を守っていた。

飛天の衣を装備した夢幻の力に、為す術なきと思われたが

神と力を合わせた総力戦の末

源竜次たちは、飛天の衣の防御結界をついに打ち破る。

防御結界を失った夢幻は、竜次の真・ドウジギリの刃に討ち取られ

竜次たち一行の長い戦いの日々にも、終止符が打たれた。

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